モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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213: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:44:19.82 ID:vTRpaymho

「んー……そもそもトラック暴走させてる時点に、1体程度カースが増えたところで対して変わんないよね。

だからゆいは、何も見なかったことにしよう。

以下略 AAS



214: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:44:46.41 ID:vTRpaymho

「っと、それぐらい承知だぜ。

ったく……それにしても、イルミナPの奴はいつまでこんなことをさせるんだ?

以下略 AAS



215: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:45:32.90 ID:vTRpaymho

「その様子だと、お前話聞いてなかったな……。

イルミナP曰く、本丸攻める前に、なるべくゴタゴタ起こしてこっちに敵釣って、本丸に集まる敵の数を減らそうってことだと。

以下略 AAS



216: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:46:01.85 ID:vTRpaymho

「その……エイちゃんってよく戦うーとか戦場がーとか言ってるけどさー。

なんでそんな物騒なこと好きなの?ゆい的にはそんなことより遊んだり、カラオケしてる方が数百倍たのしー気がするけど。

以下略 AAS



217: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:46:33.27 ID:vTRpaymho

「……チッ」

 エイビスは小さく舌打ちをする。
 その苛立ちは先ほどのものとは違っていたが、そのことを彼は気にせず口に含んでいたキャンディーの棒を外に放り投げた。
以下略 AAS



218: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:47:00.83 ID:vTRpaymho

 人である以上、しがらみからは逃れられない。戦争に従事したものほどその傾向は強く、サバイバーズギルドは呪いとして心に巻き付く。
 だからこそ『闘争』そのものに意思を載せず、享楽と狂気だけを乗せることができる者の方が少数であり、そして脅威であった。

「あーくそ……嫌な顔思い出したあの糞アマ。
以下略 AAS



219: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:47:30.19 ID:vTRpaymho

『この世には抗っちゃいけない存在があるんだよ馬鹿どもが!』

「えー……だってエイちゃんがー」

以下略 AAS



220: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:47:58.44 ID:vTRpaymho

『エイビス……騒ぎを起こせとは言いましたけど、車全てを踏み潰せとは言ってないです』

「細かいこと気にすんな総指令さんよォ。多少はゲーム性なきゃあこんなことやってられないっての」

以下略 AAS



221: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:48:42.56 ID:vTRpaymho

 オーディオの向こう側のイルミナPは、小さくため息をつきながらも話を切り替える。
 そもそも今回の作戦はこれまでのような『実験』ではなく、集大成であり本命の一つだ。
 あまりいい加減なことをされると、小言が多くなるのも必然である。

以下略 AAS



222: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:49:48.75 ID:vTRpaymho

 とあるオフィス街の中、一際大きく目立つビルがそびえ立つ。
 そこは一般的なオフィス街のように閑散としておらず、かつ昼休みのような時間でないにもかかわらずそのビルの人の出入りは多く賑わっている。
 衆目も決して物見遊山の観光客ばかりというわけではなく、目的や仕事などでここを訪れた者が大半である。
 ここら辺一帯のオフィスビルはほとんどがこの高層ビルに関連した会社であり、この人々が循環する巨塔がどれほど重要な組織であるかが伺えた。
以下略 AAS



223: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/08/03(水) 22:50:16.74 ID:vTRpaymho

 話の流れからどうやらこの長身のスーツの女性は新興のアイドルプロダクションの者らしい。
 女性の後ろには関係者であろうか、大柄の男と一部の覗いて全体的に小さな少女が付いている。
 察するに大柄の男の方はともかく、少女の方はごく普通の格好をしておりおそらく売り出す予定のアイドルなのだろう。
 しかしその少女は不安そうに落ち着きなく視界を移動させ、今にも泣きそうな顔をしており到底アイドル向きではないように見えた。
以下略 AAS



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