165:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:06:31.64 ID:J9MS4e7k0
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166:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:08:21.18 ID:J9MS4e7k0
モモは、あの魔女の言葉を思い出していました。
“トシ『もし仮に他の女がその王女と結婚してしまったら、お前はその翌朝には、体がバラバラに砕けて死ぬことになるのさ』”
167:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:10:25.06 ID:J9MS4e7k0
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168:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:13:09.87 ID:J9MS4e7k0
「モモ… おい、モモ!」
モモ「……」
169:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:16:24.42 ID:J9MS4e7k0
カオリ「ああ、モモちゃん、こんなに干からびちゃって、かわいそうに・・・」ポロポロ
モモ「か、かおりんお姉さま…///」
170:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:18:55.65 ID:J9MS4e7k0
サトミ「この銀のナイフをな、あの人間の王女の心臓に突き立てるんだ。 そうして、噴き出した血を浴びれば・・・お前にかけられている呪いは解け、命を失わずに済むんだ!」
モモ「え…?」
171:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:21:42.20 ID:J9MS4e7k0
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172:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:23:46.33 ID:J9MS4e7k0
モモは、手の中の鋭いナイフをじっと見ました。
そして、再び眠っているゆみに目をとめました。
173:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:25:54.29 ID:J9MS4e7k0
サトミ「え?」
カオリ「は!?」
174:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:28:14.00 ID:J9MS4e7k0
モモは、体にナイフが刺さったまま、突然駆け出し、部屋の窓から外へと飛び出しました。
そして、海の方に向かって猛然とダッシュを始めたのです。
175:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:30:10.11 ID:J9MS4e7k0
落下してゆくモモの体を、ちょうど、昇ってきた太陽の光が照らし、その瞬間、モモの体はバラバラに砕け散りました。
そして、海に落ちるとたくさんの魚たちが集まり、そのモモの体の切れ端を食べていきました。
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