167:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:10:25.06 ID:J9MS4e7k0
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翌日は一日中、牢の上の方から、たくさんの人々の笑い声やら賑やかな音楽やらが聞こえていました。
ゆみの結婚式・・・二つの国の王女同士の結婚式ですから、盛大に宴会を開いているようでした。
体中の水分が抜け落ちてカスカスになってしまったモモは、横たわる枯れ木のように、一日中、牢の床の上で放心したように寝転がっていました。
しかし… それは、宴会も終わり、すっかり静かになった真夜中のことでした。
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