166:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:08:21.18 ID:J9MS4e7k0
モモは、あの魔女の言葉を思い出していました。
“トシ『もし仮に他の女がその王女と結婚してしまったら、お前はその翌朝には、体がバラバラに砕けて死ぬことになるのさ』”
外の門番たちは、結婚式は明日開かれると話していました。
つまり… モモは、明後日の朝には、この牢の中で砕け散って朽ち果てるということなのです。
モモ(ああ・・・ 私は・・・ 一体、なんのために、この世に生まれてきたんっすかね・・・?)
モモは、悲しくて悲しくて、悲し過ぎて、もう涙を流すことすらできませんでした。
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