169:名無しNIPPER[saga]
2016/11/22(火) 01:16:24.42 ID:J9MS4e7k0
カオリ「ああ、モモちゃん、こんなに干からびちゃって、かわいそうに・・・」ポロポロ
モモ「か、かおりんお姉さま…///」
牢の鍵を開け、モモを抱きしめたカオリは、さめざめと涙を流しました。
モモは、それを見て… 自分が家族のことを省みず、自分勝手な行動を取ったことを、恥じていました。
「うんこなんか嫌い」と言って、姉たちを困らせたことを、激しく後悔していました。
サトミ「さあモモ、夜のうちにこの城を脱出するぞ!」
モモ「・・・蒲原お姉さま、せっかく、助けに来てくれて、嬉しいっすけど・・・」
モモ「私は、たとえ逃げても、明日の朝には体が砕けて死んでしまうんっす…」
カオリ「大丈夫だよモモちゃん、そのことも魔女から聞いてるから!」
モモ「え?」
サトミ「その呪いを解く方法も脅して聞き出してきたのさ。 モモ、お前は助かるんだ!」
ムツキ「うむ」
モモ「え、それは・・・ ど、どうやるんっすか?」
サトミ「うん、それはな… コレだよ」スッ
モモ「!?」
サトミが取り出したもの・・・ それは、薄暗い中、妖しく光り輝く銀色のナイフでした。
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