56: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 20:15:24.89 ID:ID/tEswDo
竹達「――箸が止まってるよ? にこっち」
にこ「えっ」
57:名無しNIPPER[sage]
2016/03/27(日) 20:26:12.34 ID:X0ROv3J+o
竹達って誰だ!?
58:名無しNIPPER[sage]
2016/03/27(日) 20:36:59.83 ID:ARf+SrK7o
頼むから初めから見てくれ
59: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 20:48:06.94 ID:ID/tEswDo
にこ「私ね……ひっく、やっぱりね、無理……みたい、だった……ひぐっ」
竹達「む、無理って、なにが?」
60: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 20:51:55.32 ID:ID/tEswDo
竹達「や、それはわかったけど……それがなんで急に泣き出したことにつながるわけ?」
にこ「それ、は……」
61: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 20:58:34.80 ID:ID/tEswDo
飯塚「お、お別れ!? なんで!?」
後藤「……私が言って、いいのかしら?」
62: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 21:07:17.41 ID:ID/tEswDo
竹達「だ、だけど、ごとーちゃんはそれでも私らと一緒にいるわけじゃん? だったらにこっちだって……」
後藤「私は今の部活に入ったの、高校からだからねぇ。正直、そんなに熱心なわけでもないの」
63: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 21:16:16.81 ID:ID/tEswDo
にこ「ごめん……」
だからこれは、二度目の決別。
64: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 21:21:21.01 ID:ID/tEswDo
竹達「いやそれってさ、要はこのゆるぅい雰囲気に流されちゃだめだーってだけでしょ?」
にこ「う、うん」
65: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 21:29:59.86 ID:ID/tEswDo
それから散々「重くとらえすぎ」とかからかわれて。
三年生になるまでは今の関係を続けることを伝えて。
66: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 21:35:27.45 ID:ID/tEswDo
年度が変わり、四月某日。
ついに運命の日――音ノ木坂廃校告知の日がやってきた。
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