66: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 21:35:27.45 ID:ID/tEswDo
年度が変わり、四月某日。
ついに運命の日――音ノ木坂廃校告知の日がやってきた。
登校し、校門をくぐる前。一度足を止める。
にこ「――よし」
気合は十分。覚悟も十分。
今日、ここからすべてが始まっていく。
この世界に来てからまだひと月程度しか経ってないのに、ずいぶんいろいろなことがあったように感じる。
――ちょっとは成長、できたかな?
にこ「なんてね」
少しだけ固まっていた緊張を、笑顔で解きほぐす。
うん、やっぱりにこにーは笑顔でいなくちゃね。
さて。行きますか。
これから始まる、かつて始まったμ'sの誕生へ向けて、私は一歩踏み出すのだった。
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20