61: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 20:58:34.80 ID:ID/tEswDo
飯塚「お、お別れ!? なんで!?」
後藤「……私が言って、いいのかしら?」
ちら、と視線を向けられる。
うまく説明できる自信がなかったから、正直、ありがたい申し出ではある。
だけど、なんで私の考えてることが、わかるの? この子は。
後藤「私もね。このグループで唯一部活に所属してるから、なんとなくにこの気持ちはわかるの」
私の心中を知ってか知らずか、問いに答える後藤。
後藤「物理的に一緒にいられる時間が少なくなるからっていうのも、もちろんあるんだけどね」
後藤「根本的に、熱量が違うの」
竹達「熱量?」
後藤「うん。例えば私なんかは、部活やってるときなんかは『やるぞー!』ってすごく熱いエネルギーを持ってるんだけど」
後藤「みんなといるときは、なんていくか……ぬるま湯につかってるような、ほんわかーな気持ちになるの」
後藤「オンとオフ、っていえばわかりやすいかしら」
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20