にこ「きっと青春が聞こえる」
1- 20
56: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/27(日) 20:15:24.89 ID:ID/tEswDo

竹達「――箸が止まってるよ? にこっち」

にこ「えっ」

 お昼休み。例によって例のごとく四人で机を囲むけど、食欲は湧いてこなかった。

飯塚「体調悪い? 保健室行く?」

竹達「これこれ、またこのパターンかい」

後藤「調子が悪いなら無理して食べる必要ないわ、私がもらってあげるもの」

竹達「えーいあんたもやめんか!」

 ぎゃーぎゃー騒いでる三人は、いつも通り変わりなくて。

 変わってしまったのは、きっと、私。

 だから、だから――

竹達「――え、マジでどうしたの?」

飯塚「だだだ、大丈夫!?」

後藤「落ち着いて、ね?」

にこ「ぅ……ぅぅうう……」

 涙が出るほど苦しいのも、私のせい。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice