ほむら「巴マミがいない世界」
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433: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/03/15(月) 20:48:16.35 ID:QLoOq0Yg0
ほむら「確かに鹿目まどかが契約すれば、ワルプルギスの夜なんて一撃で倒せるわ。しかしそれは、伝承されるほどのワルプルギスの夜の絶望を、一身に受けることになる。魔女化は避けられない」

杏子「契約さえさせなきゃいいんだろ? もしあたしらでワルプルギスの夜を倒せなくても、そいつの契約さえ防げれば……」

ほむら「キュゥべえはそこにつけ込んでくる。ワルプルギスの夜に破壊される街を盾にして、彼女に契約を迫ってくる」
以下略 AAS



434: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/03/15(月) 20:50:56.40 ID:QLoOq0Yg0
ほむらは思わずため息をついた。
認識が甘すぎる。

ほむら「キュゥべえの目的は、魔法少女の感情エネルギー……らしいわ。宇宙のために必要とか言っていたけれど、それもどこまで信用していいか」

以下略 AAS



435: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/05/16(日) 16:23:26.59 ID:aU28sdYH0
ほむら(……やった)

希望が繋がった。
これで、この世界線でもまだ戦える。

以下略 AAS



436: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/05/16(日) 16:25:17.38 ID:aU28sdYH0
ほむら「──ッ!」

恐らくは本気ではない。
ほむらの様子をうかがうための一言だろう。
そうわかっていながら、ほむらは沸き上がる怒りを抑えることができなかった。
以下略 AAS



437: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/07/09(金) 17:54:52.20 ID:7HjWDTiE0
杏子が鋭い目で、ほむらを見据える。

杏子「もう察しはついてるがな。言えよ、お前の本当の目的はなんだ?」

見透かされている。
以下略 AAS



438: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/07/09(金) 17:57:00.44 ID:7HjWDTiE0
そう、まどかを救うこと。
全ての始まりだ。
それだけがほむらの目的だった。

それはこの時間軸でも、諦めたわけではない。
以下略 AAS



439: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/07/09(金) 18:02:02.98 ID:7HjWDTiE0
ほむら「……え?」

杏子の言葉に、ほむらの思考が遮断された。
いったい、何を言っているのだろうか。

以下略 AAS



440: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/09/26(日) 06:59:19.62 ID:t8r4Odp60
ゾクリ、と。
ほむらの背中に、冷たいものが走る。

──無事に?

以下略 AAS



441: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/09/26(日) 07:04:17.91 ID:t8r4Odp60
視界が揺らぐ。
足元がふらつき、まともに立っていられない。

ほむら「……ああ、私の言ったことを疑っているの? でも、わかるでしょう? これが嘘だったとしたら、私があなたを止める理由がないでしょう?」

以下略 AAS



442: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/09/26(日) 07:06:18.10 ID:t8r4Odp60
今度は杏子も、ほむらの言葉を否定しなかった。

杏子「わかってるよ。あたしもそこまでバカじゃない。あんたの言う通りだ。あんたの見てきた通りだ」

ほむら「……ッ」
以下略 AAS



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