438: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/07/09(金) 17:57:00.44 ID:7HjWDTiE0
そう、まどかを救うこと。
全ての始まりだ。
それだけがほむらの目的だった。
それはこの時間軸でも、諦めたわけではない。
ほむら「……目的も知れて、これで少しは納得してもらえたかしら」
杏子「そうだな。今のお前の言葉が本心だってのは、十分わかったよ」
問題はない。
確かにほむらは自身の目的を語ったが、それで杏子の行動が変わるわけではない。
まどかが魔女化すれば、人類は滅びるのだ。
それが嘘ではないことは、杏子もわかっているだろう。
ほむら「……じゃあ、改めてワルプルギスの夜の対策を説明するわ。頭に叩き込みなさい」
たとえ杏子と共闘したところで、ワルプルギスの夜を撃退できるとは限らない。
しかし、この貴重なチャンスを無駄にするわけにはいかない。
できるだけのことはやって、仮に失敗したとしても、必ず次につなげなければならない。
全ては、まどかを救うために──
杏子「いや、その必要はねーよ」
460Res/310.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20