ほむら「巴マミがいない世界」
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433: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/03/15(月) 20:48:16.35 ID:QLoOq0Yg0
ほむら「確かに鹿目まどかが契約すれば、ワルプルギスの夜なんて一撃で倒せるわ。しかしそれは、伝承されるほどのワルプルギスの夜の絶望を、一身に受けることになる。魔女化は避けられない」

杏子「契約さえさせなきゃいいんだろ? もしあたしらでワルプルギスの夜を倒せなくても、そいつの契約さえ防げれば……」

ほむら「キュゥべえはそこにつけ込んでくる。ワルプルギスの夜に破壊される街を盾にして、彼女に契約を迫ってくる」

杏子「説得はできないのか? 全て話して、何があっても契約するなと説得するのはどうだ?」

ほむら「信じてもらえると思う? 無駄よ。今のあなたは、本当に例外でしかない」

杏子「だが……」

ほむら「それに、結局は同じこと。彼女は、目の前で崩れていく街を見て、じっとしていられるような性格ではないわ」

杏子「……」

ほむら「私はもう、 数え切れないほど失敗した」

杏子が思案する素振りを見せる。

杏子「……キュゥべえの目的はなんだ? あたしもあいつが仲間だとは思っちゃいなかったが、少なくとも共生関係にはあると考えていた。しかし、人類が滅亡しても構わないとなると、話が違ってくるじゃねーか」


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