436: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/05/16(日) 16:25:17.38 ID:aU28sdYH0
ほむら「──ッ!」
恐らくは本気ではない。
ほむらの様子をうかがうための一言だろう。
そうわかっていながら、ほむらは沸き上がる怒りを抑えることができなかった。
杏子「それで全て解決だ。そうだろ?」
ほむらが思い付くはずがない。
それでは、ほむらの一番の目的が果たせない。
ほむら「彼女は何も知らないのよ。何も悪くない。そんなひとりの少女を殺してまで、目的を果たそうとまでは……」
苦しい言い訳だ。
そして、言った直後に気付く。
ダメだ、この返答では──
杏子は、ゆっくりと口を開いた。
杏子「──さやかは殺そうとしたのにか?」
ほむら「……」
今度こそ、返す言葉がなかった。
460Res/310.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20