173:名無しNIPPER[sage]
2016/03/09(水) 13:33:23.32 ID:GsAzOPUzO
バーサーヤカ好き、でも濁りがヤバいんだよなぁ…。乙
174: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:29:19.21 ID:UVJ2f3OsO
***
杏子との二度目の戦闘から数日が経った。
あの日から、さやかは杏子の姿を見ていない。
どうやら意図的に避けられているようだ。
175: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:31:45.57 ID:UVJ2f3OsO
まどか「あっ、上条くん来たみたいだよ」
さやか「……!」
教室に入るなり男子に迎えられ、ふざけ合っている。
176: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:33:44.61 ID:UVJ2f3OsO
まどか「上条くーん!」
さやか「!?」
完全に油断していた。
177: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:35:44.52 ID:UVJ2f3OsO
恭介が離れてから、さやかは盛大に息を吐き出した。
さやか「ふぅ……まどか、あんたねぇ」
まどか「ご、ごめんね。怒った?」
178: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:40:48.26 ID:UVJ2f3OsO
その日の放課後、さやかは仁美に呼び出された。
大事な話があるということだったが……
さやか「ごめん、待たせちゃったかな」
179: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:43:12.64 ID:UVJ2f3OsO
あまりにも予想外の言葉だった。
仁美が、恭介のことを……?
仁美「さやかさんは、上条君とは幼馴染でしたわね」
180: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:44:38.65 ID:UVJ2f3OsO
さやか「……仁美はそれでいいの?」
仁美「上条君のことを見つめていた時間は、私よりさやかさんの方が上ですから。あなたには私の先を越す権利があるべきです」
そういうことか。
181: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:49:36.95 ID:UVJ2f3OsO
仁美「話は以上です。では、これで……」
さやか「あ、待って!」
呼び止められ、仁美に動揺が走った。
182: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/09(水) 22:51:12.56 ID:UVJ2f3OsO
仁美は、ポカンとした表情でさやかを眺めた。
仁美「……許してくださるんですの?」
さやか「許すも何も……仁美こそいいわけ? 本当に好きなんでしょ? 恭介のこと」
183:名無しNIPPER[sage]
2016/03/09(水) 23:21:14.85 ID:GGtGCh0s0
些細なこととはいえ契約の時期的にハコの魔女から仁美を救ったのはさやかではないんだな
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