487: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/11/30(水) 23:55:00.81 ID:Oz6oIwso0
「というか、ココア、まだ飲まないのか? 冷めるぞ」
「あ」
すっかり忘れていたと言うように、未央は手元のマグカップを見る。
488: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/11/30(水) 23:58:00.74 ID:Oz6oIwso0
「……明日、バースデーライブなんだよね」
ぽつり、とつぶやくように未央が言う。その突然の変化に驚くこともなく、プロデューサーは「そうだな」と返す。
「プロデューサーの、バースデープレゼント?」
489: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:00:00.83 ID:2RSVv31G0
カチッ、と時計の針の音がした。
490: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:00:27.19 ID:2RSVv31G0
「誕生日、おめでとう」
そう言って、プロデューサーは微笑んだ。
「……ありがとう、プロデューサー」
491: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:02:49.28 ID:2RSVv31G0
ピロロン
492: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:16:29.90 ID:2RSVv31G0
そうして未央がすべての返信を終え、一息ついたところで。
「じゃ、帰るか」
プロデューサーが言った。「へ?」と未央から声が漏れる。
493: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:23:12.59 ID:2RSVv31G0
しかし、からかい過ぎたのか、プロデューサーはとうとうむすっとしてしまった。
そんなプロデューサーを見て申し訳なく思うのではなく、かわいいなぁ、なんて思ってしまう。
「プロデューサー、拗ねないで。からかい過ぎたのは謝るから〜」
494: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:26:59.59 ID:2RSVv31G0
――
女子寮の前。
495: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 00:28:49.04 ID:2RSVv31G0
これにて今回は終了……ではありません!
続きます!
たぶん今夜20時くらい!
誕生日おめでとう、未央。
496:名無しNIPPER
2016/12/01(木) 00:32:01.03 ID:nMXom57d0
乙ー
うん、今日未央の誕生日だから必ず来ると思ってたわ
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