魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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353: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 01:51:17.60 ID:ofIrSduQ0

亀姫は顔を上げ、しっかりとした足取りで近衛のほうへ歩み寄った。
神はそれを見て半歩下がり、近衛は亀姫にニコリと微笑む。

亀姫は近衛の横までくると、立ち止まって袖を引き寄せ整える。
以下略 AAS



354: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 01:53:30.16 ID:ofIrSduQ0

神『っ』

近衛「僕達を殺しますか? 貴方に出来るのかどうか知りませんけど…… やってみてもいいですよ?」

以下略 AAS



355: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:13:56.01 ID:ofIrSduQ0

近衛が、元勇者。
その素性を知って、多くの物に合点がいってしまったのだろう。


以下略 AAS



356: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:22:48.33 ID:ofIrSduQ0

亀姫(……神従者の言った通り、神は本当に戦向きではないのでしょうね)


神族自体が戦に不向きな種族と思っていても
以下略 AAS



357: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:23:48.41 ID:ofIrSduQ0

神『………い、生きていたとは思わなかった…。 だが死に損なったとは一体……?!』

近衛「まあ死に損ないっていうか、魔王に生かされてるだけなんですけどね。人間としてはもう死んでるようなものです」

以下略 AAS



358: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:25:21.25 ID:ofIrSduQ0

神『で、では お前は本当に魔王を殺すつもりで…!? その為に、魔王の配下となったと、そういうのか?!』

近衛「あー。もうやめてください、面倒くさい」

以下略 AAS



359: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:31:15.73 ID:ofIrSduQ0

キンッ――


近衛が、一瞬で駆けた。
以下略 AAS



360: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:39:11.23 ID:ofIrSduQ0

黙して、さらに力を緩めた近衛。
神はそんな近衛の態度に安心したのか、一気にまくしたてた。


以下略 AAS



361: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:48:33.36 ID:ofIrSduQ0

神『…わかったのなら、その剣を降ろせ…!』

近衛「? 何故です?」

以下略 AAS



362: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 02:51:10.51 ID:ofIrSduQ0

近衛はそういうと、もう一度しっかりと神の首元に剣を当てなおした。
神は近衛のペースから逃れることのできないまま、また動揺して口早になっていく。


以下略 AAS



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