魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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184: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:25:25.39 ID:KsRRdV6N0

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集まった部下で庭は埋め尽くされている
以下略 AAS



185: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:26:35.83 ID:KsRRdV6N0

魔王「渦巻くぞ。離れていろ」


次の瞬間、まさに堰を切られたかのような勢いで大気が魔王の眼前へと流れこんだ。
以下略 AAS



186: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:27:34.33 ID:KsRRdV6N0

魔王「……知っていたところで、そんなもの気遣ってやるつもりはないが」

亀姫「気遣い? いいえ。あれは本来、女の勤めでございますのよ」

以下略 AAS



187: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:28:25.59 ID:KsRRdV6N0

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・・・・・・・
以下略 AAS



188: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:29:09.74 ID:KsRRdV6N0

近衛「陛下、魔物達も次々に到着しています」

魔王「ああ。では亀姫、頼むぞ」

以下略 AAS



189: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:31:17.60 ID:KsRRdV6N0

少しの後、魔王は数歩奥へと進んだ場所に立って、振り返る。
波のような魔物の群れを前に、錫杖を高く掲げてリンとならした。

それだけ。
以下略 AAS



190: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:32:18.37 ID:KsRRdV6N0

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神界・低層――

以下略 AAS



191: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:33:03.14 ID:KsRRdV6N0

近衛「正門、と言ったところでしょう。何者かの気配はないように思われますが…」

魔王「気配がないと判断したならば、開けるが良い。罠だと思うのならばそれなりに備えろ。指示がなくては動けぬなら、このまま置いていく」

以下略 AAS



192: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:34:09.38 ID:KsRRdV6N0

『――気をぬくな』


言葉を聞くと同時、近衛は反射的に後方へと飛び下がっていた。
以下略 AAS



193: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:35:15.14 ID:KsRRdV6N0

獣王「術法だろうカ。矢の速度デ、遠距離から突っ込んできたようニ見えタ」

亀姫「私には、誰かいるようにも、誰か来たようにも見えませんでしたわ」

以下略 AAS



194: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:38:48.71 ID:KsRRdV6N0

魔王は少しのため息をつき、生真面目な忠臣を諭す。


魔王「俺とて気配に気付いていたわけではない。だが、何も無いにしろここは既に戦地。当たり前の警戒を怠るなといったまでだ」
以下略 AAS



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