魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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188: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/19(土) 17:29:09.74 ID:KsRRdV6N0

近衛「陛下、魔物達も次々に到着しています」

魔王「ああ。では亀姫、頼むぞ」

亀姫「畏まりお承りいたします…」


打ち上げられた噴水のように、雲上に無数の魔物達が打ち付けられては広がり散っている。
獣王がそれらに指揮を執りまとめていき、亀姫が護法を授けて浄気から守っていく。


近衛「……静かですね」


神界ではとっくに異常に気づいているだろうに、天の者達はその姿を見せてはいない。
それには魔物達も違和感を感じていたらしく、どこからか“怖けたか…?”などの声が聞こえてくる。


魔王「俺たちが来ただけで、天の者が怖気づくわけもあるまいに」

近衛「……そうですね。現れただけで怖けてくれたならば、相当に楽な戦いでしょう」

魔王「くくく……ああ、そうだな。相当に楽な戦だった」

近衛「…………」

魔王「どうせそのうちに掛かってくる。現れたなら、その都度 落とせ」




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