魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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20
145
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/10(木) 18:11:20.31 ID:IqECF18U0
段々と顔を近づけてくる亀姫に、動揺を隠しきれない。
不思議な香に、酔わされるようで。ドギマギと脈打つ心臓からの圧に、傷口からいつ血を吹いてもおかしくない気がした。
以下略
AAS
146
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/10(木) 18:12:08.29 ID:IqECF18U0
これまでの文官装束では、服の中に隠れて見えなかった近衛の胸元。
今はそこに一本の鹿紐が掛けられており、その先には、朱色に鈍く輝く水晶型の石が付いているのが見える。
以下略
AAS
147
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/10(木) 18:12:37.89 ID:IqECF18U0
近衛「亀姫殿は、ニンゲンはお嫌いですか?」
亀姫「どうかしら… でも、いいえ。きっと珍しいだけですの。今となっては、この世界にニンゲンなんて居ないのですもの」
以下略
AAS
148
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/10(木) 18:13:32.10 ID:IqECF18U0
亀姫「ニンゲンだから、この世界で生きるために、その御石をつけていらっしゃるのね?」
近衛「はい」
以下略
AAS
149
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/10(木) 18:14:02.87 ID:IqECF18U0
慎重に傷口を合わせては、ひとつずつゆっくりと傷や神経を合わせていくその手当ても
どこをとっても自分の死を望んでいるようには見えなくて。
この異質な穏かさに、もし身を任せて委ねきって馴染んでしまえば、きっと――
以下略
AAS
150
:
◆OkIOr5cb.o
[saga sage]
2015/12/10(木) 18:20:42.78 ID:IqECF18U0
>>134
嬉しい。ありがとう。 ///
隙みてボロボロ上げていきます。
一回の投下量とか、一日に何度かに分けて投げたりとか
投下の間隔にもかなりバラつき出るかと思います、すみません。
以下略
AAS
151
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/12/10(木) 22:49:52.73 ID:oKX5xZ72o
乙乙
152
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/12/10(木) 23:17:11.23 ID:vuJLOMLy0
なるほど年内に終わらせるか、良い目標だな。
で、次回作はいつ作る予定?
153
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/11(金) 10:51:36.36 ID:/7QfDunq0
――――――――――――――――――――
口数少なく黙り込んだ近衛を不審がりながらも、亀姫は丁寧に手当てを続けた。
以下略
AAS
154
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/11(金) 10:52:02.86 ID:/7QfDunq0
亀姫「あら、獣王……あなたもいらしてらしたの。覗き見などとは趣味が悪いこと」
獣王「あの近衛とやらヲ、見張っていタ」
以下略
AAS
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