444: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/05(月) 02:06:23.22 ID:u+Z2oVxzo
「その"私のせいで"ってやつなんだ、俺が引っかかってるのは」
確かに、まだそうと決まったわけじゃないですけど。
反射的に飛び出しかけた言の葉を、寸前で飲み込んだ。
445: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/05(月) 02:17:48.10 ID:u+Z2oVxzo
レス番が不吉になったところでここまで
年明けまでこの体たらくかもしれないし来年になってもこんなんかもしれない
あと去年の今頃の日付見直してたら投下量に眩暈がしました
446: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/31(土) 22:48:27.27 ID:ocVP7Ngho
あくまで持論だけどな、と付け加えると、ハルさんはこちらの返答を待つ事もなく、話に戻った。
「そりゃあ、誰にも負担をかけさせないって姿勢は立派だぜ」
「……だが、それも見方を変えれば、自分の事だけ考えてりゃいい状況を作っているとも言える」
447: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/31(土) 22:50:21.97 ID:ocVP7Ngho
「……だから、まだ踏み止まれるうちに言っておく」
「自分におっ被せる前に、もう一度、そいつのやった事を受け止めてみろ」
「俺は"ブラッド"の元隊長と特別仲が良かったわけじゃないが……そいつは本当に、お前に何か言われただけで信念を曲げちまうような奴なのか?」
448: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/31(土) 22:51:46.65 ID:ocVP7Ngho
「吹っ切れたな」
ハルさんの口元が緩む。
その瞳に、私は思い当たるものがあった。
449: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/31(土) 22:53:44.67 ID:ocVP7Ngho
ここまで
年末のデスマーチには勝てなかったよ…
450:名無しNIPPER[sage]
2017/01/10(火) 12:34:25.99 ID:9J+4dKZgo
このSS誰に需用あるの
451: ◆6QfWz14LJM[saga]
2017/01/12(木) 00:45:41.70 ID:rZAVV3Sxo
誰にもないから自分で書いてるんだよ!
452: ◆6QfWz14LJM[saga]
2017/01/12(木) 00:47:19.86 ID:rZAVV3Sxo
私が安易に手を出していい問題じゃないから。
下手にかき乱して、今の関係を壊したくないから。
そう理解していながら、私はまだ未練を断ち切れずにいる。
453: ◆6QfWz14LJM[saga]
2017/01/12(木) 00:48:29.91 ID:rZAVV3Sxo
父と暮らす上で私が身につけたのは、湧き立つ嫌悪を抑えつける術だった。
誰に重ねられようと、私は私でしかないのに。
その視線に晒されると、まさに内面まで父の妄執に侵されていくようで、落ち着かなくなる。
454: ◆6QfWz14LJM[saga]
2017/01/19(木) 22:47:18.99 ID:9gwLykoUo
「……その、一見怯えているようで、ただの一度も折れる気はないって顔……新人だった頃のあいつもよくしてたっけな」
立ち上がったハルさんが、私の方を見やる。
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