【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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36: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:24:57.96 ID:pULMqkzL0
少しだけ投下
ギル編から短くなると言ったな、アレは嘘だ


37: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:28:04.04 ID:pULMqkzL0

4

 ――取り込んだデータの確認、もとい振り返りを一通り終える。
自分の記憶と照らし合わせながら読み進めてきたけど、どうもこの辺りの記述は読みにくい。
以下略 AAS



38: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:31:54.02 ID:pULMqkzL0

 ――フェンリル極東支部。
その名の通り、嘗て日本と呼ばれた、東の果ての地域に位置する支部で、
支部内部の主要施設が地下に集中しているという特徴から、その拠点は"アナグラ"という別称で呼ばれることもある。
極東地域は強力なアラガミが頻出する地帯でもあるため、
以下略 AAS



39: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:34:01.70 ID:pULMqkzL0


 "ブラッド"がフライアから極東支部へ、一時的に拠点を変更した際の変化が一番大きいのは、活動環境だろう。
フライアにいる頃に経験した任務は、所謂実地訓練の延長線上で、
極端な事を言えば、ただアラガミを討伐するだけでいい場合が多かった。
以下略 AAS



40: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:35:54.64 ID:pULMqkzL0

対する"ブラッド"はというと、結成からこっち、隊員同士の仲はそれなりだけど、
若手4人、ベテラン2人で構成された急造チームという感が未だに拭えない。
隊長のジュリウスがアラガミ討伐以外の公務に手を取られがちな以上、
副隊長の私が彼らの仲を取り持たなきゃならないんだけど、具体的な方法がいまいちわからず、手をこまねいていた。
以下略 AAS



41: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:39:44.96 ID:pULMqkzL0


 支部の厚意で"ブラッド"の歓迎パーティーが開かれている最中、
私はいつの間にか会場から行方を晦ましていたギルの行方を追っていた。
というより、それを口実に会場から抜け出した。
以下略 AAS



42: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:42:47.40 ID:pULMqkzL0

 極東支部の歓待ムードも終わり、幾らか通常任務もこなすようになった頃、シエルから朗報があった。

"ブラッドバレット"。
"ブラッドアーツ"同様、"血の力"による影響が神機に変異をもたらしたものらしく、
以下略 AAS



43: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:51:04.74 ID:pULMqkzL0


 エイジス島の調査に向かっていた第一部隊から、"ブラッド"へ緊急の救援要請が着た。
エイジス島は極東支部の南側に位置する孤島で、3年前までは巨大シェルターに全人類を収容し、
アラガミから恒久的に守護する"エイジス計画"の舞台として注目を集めていた。
以下略 AAS



44: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:54:22.71 ID:pULMqkzL0

 エイジスでの救助作戦以降、ギルはどこか思い詰めた様子を見せ、立ち回りの精度も鈍るようになっていた。
普段から口数が少なく、人を避けがちな彼だけど、任務にまで不調をきたす今の様子は明らかにおかしい。
それに――

以下略 AAS



45: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:58:05.47 ID:pULMqkzL0

――ハルオミさんの妻であり、ギルにとっても大切な人だった、ケイト・ロウリー。
人手の足りないグラスゴー支部の仲間のため、数度の引退勧告を無視してでも神機使いを長年続けてきた彼女は、
件の赤いアラガミとの戦闘をきっかけに身体が活動限界を迎え、暴走したオラクル細胞の浸喰……アラガミ化が始まってしまう。
それを善しとしなかった彼女は同行していたギルに介錯を請い、葛藤の果て、彼は自ら手を下した――
以下略 AAS



46: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 23:10:35.78 ID:pULMqkzL0


 ハルオミさんからの頼みもあり、私は多少強引にでもギル喰らいついていくことを決めた。
当然ギルからは反発されたけど、それについては後から来たハルオミさんが執り成してくれた。
彼が極東に来た目的もまた、赤いアラガミと決着をつけることで、その柵から自分とギルを解き放つことだった。
以下略 AAS



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