233: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/23(土) 01:12:22.16 ID:N5ib+HkXo
ただ、彼女はその一突きを放つ事のみに集中しすぎていたらしい。
既に跳躍の体勢を取っていたホログラムは、寸前で槍先を飛び越える。
「えっ……!?」
234: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/23(土) 01:15:12.01 ID:N5ib+HkXo
とりあえずここまで
特に意図せず描いてたらエリナ、上だ!な状況に
235:名無しNIPPER[sage]
2016/01/23(土) 11:28:52.66 ID:32lQOM2hO
乙
236: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:13:29.12 ID:mI3mcWABo
◇
「――はい、お疲れ様」
237: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:15:22.44 ID:mI3mcWABo
「――!」
不意に、無機質な冷たさが頬を伝う。
その方向に視線を向ければ、むくれ顔のエリナがいた。
238: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:17:42.27 ID:mI3mcWABo
「えっ……?」
……精神的に弱った延長だろうか、思わず本音が漏れ出る。
239: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:19:41.12 ID:mI3mcWABo
「……どうしたの、急に」
「……博士から連絡が着た、って言ったでしょ?その時、無理に聞いちゃったの」
「病み上がりなのに支部長室にいるなんて、絶対おかしいと思ったから」
240: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:21:33.89 ID:mI3mcWABo
「……よくわかってるじゃない」
冷徹な声を発した彼女は、腰を上げ、私の方に向き直る。
天井の電灯が逆光となり、依然としてその喜怒哀楽は判然としない。
241: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:26:35.77 ID:mI3mcWABo
「……でも、これは今回だけの問題じゃなくて――」
「うるさいっ!!」
242: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/01/29(金) 02:28:11.40 ID:mI3mcWABo
「……これだけ私に言わせといて、まだわからないの?」
おもむろに、エリナが私の方へ手を伸ばす。
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