【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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104: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:09:28.66 ID:KfQkdvPD0


 "特務"の目標アラガミの数体目かを討伐し、九条博士に採取した素材を渡した後、私はフライアの高層庭園に腰を落ち着けた。
この庭園は、フライアの高層フロアに位置する憩いの場で、周辺には今日日見ない草花達が生い茂っている。

以下略 AAS



105: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:11:26.95 ID:KfQkdvPD0

そうした神機を構成する3パーツにはそれぞれ種別があり、
私は主に一撃離脱重視の槍、オラクルを温存でき、ここ一番で大火力を叩き込める重火銃、バランスよく扱える大盾を用いている。
仲間内では同じく槍使いのギルや、アラガミの索敵範囲外からの攻撃を可能にする狙撃銃を備えたシエルなど、
特定の神機パーツの扱いを得意とする神機使いはいるけど、戦場での不備を考慮してか、パーツの換装を積極的に行う者は少ない。
以下略 AAS



106: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:13:01.49 ID:KfQkdvPD0

……仲間といる事に慣れたのは、いつからだろう。
学生時代、1人でいるのはむしろ好きな方だった。
父は押しつけるだけ押しつけて、それに対する私の努力には無関心だったし、母とは、彼女が死ぬまで顔を合わせた事がない。
周囲にいる学生達を見ても、それらと馴れ合って、上手く溶け込もうとは思えなかった。
以下略 AAS



107: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:16:24.22 ID:KfQkdvPD0

 ラケル博士に招かれたダイニングルームのテーブルには、"アナグラ"では見たこともないような、
しかし私にとっては馴染みのあるような、そんな高級料理が並べられていた。
もちろん、高級であろうとなかろうと、食糧には貴賤なく工場生産のものが用いられているんだけど。
縦長のテーブルに私達2人、しかもラケル博士が向かい側に座っていることもあって、緊張で味はよくわからなかった。
以下略 AAS



108: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:18:07.66 ID:KfQkdvPD0

「そう、ギルが……これは、嬉しい事を聞いたわ」
「……ジュリウスと過ごしてきて、私、思ったの」
「人間がともに同じ時を過ごし、共に語らい、共に泣き、共に笑い合う事さえ出来れば」
「……そこには、家族という絆があるのだと」
以下略 AAS



109: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:20:34.84 ID:KfQkdvPD0

「……九条博士から?」

「はい、次の"特務"についてでした」

以下略 AAS



110: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/04(金) 23:22:30.52 ID:KfQkdvPD0
ラケル先生とのお食事会まで
ここら辺から拠点会話の記憶が消えててヤバい


111:名無しNIPPER[sage]
2015/09/05(土) 00:50:26.79 ID:N8PWpx+AO


この辺りのラケル博士は可愛かったな


112: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/06(日) 01:09:28.84 ID:CwQRhC1A0



「いやーありがとう!あなたのおかげで研究が捗りましてねぇ!!」
「自立制御装置の完成まであと一歩というところですよ!まぁ、その一歩というのが最大の難関なんですがねぇ――」
以下略 AAS



113: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/06(日) 01:13:02.68 ID:CwQRhC1A0
「えっ……ラケル博士から私に?……てっ、手紙ぃ!?」
「……あ、ああすみません!気が動転して!」
「……それにしてもラケル博士は素晴らしい方ですよ……科学者として優秀で、健気で、ホタルのように儚く――」

またマシンガントークが始まる前に、それとなく話を切り上げる。
以下略 AAS



114: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/06(日) 01:28:44.88 ID:CwQRhC1A0



「くぅ……はぁー!今日もよく働いたなー」

以下略 AAS



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