過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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577
:
◆3inMmyYQUs
[saga]
2018/10/22(月) 12:33:48.23 ID:pAIsC4vjo
>>576
【────────“とん”、と】
以下略
578
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/22(月) 12:41:41.51 ID:iWck1F9vo
>>577
【世界は曖昧に暈かされている、それは描く必要のない行間、不可思議に溶けた茫漠のテーゼ】
【彼は現れた "彼女" へと視線を向ける、浮かぶ柔和な笑みは、端正な顔立ちを強く表現して】
【少なくとも二つは同じ地点に立っていながら、異なる次元に存在していた、白昼夢の残滓が如く】
以下略
579
:
◆3inMmyYQUs
[saga]
2018/10/22(月) 12:54:16.35 ID:pAIsC4vjo
>>578
………………………………────────
以下略
580
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/22(月) 13:02:32.26 ID:iWck1F9vo
>>579
【謀りの気配があった、耳に流れ込む髄液は、思考を溶かし込んだ至高の一品、然るに嗜好するに十分】
【而して、それは実務的に見ればその場で立ちすくむだけであり、結果的に言えば無筆と同等】
【ロールシャッハは微笑む、律儀な答えに満足げな色合いを見せて】
以下略
581
:
◆3inMmyYQUs
[saga]
2018/10/22(月) 13:22:00.43 ID:pAIsC4vjo
>>580
【彼ら虚ろなる神は】
【種において一であり】
【個において別である】
以下略
582
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/22(月) 13:30:11.54 ID:iWck1F9vo
>>581
【悲しい言葉であった、永訣の朝、決めたその言葉の音律、永久の別れに似た決別の日】
【ロールシャッハの笑顔が消える、それは相応しくないと彼なりの風情が見えたから】
以下略
583
:
◆3inMmyYQUs
[saga]
2018/10/22(月) 13:54:53.22 ID:pAIsC4vjo
>>582
【女に悲しみを表示できる機構は無かった】
【ものを聞ける耳はあっても それを語る口は無かった】
以下略
584
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/22(月) 14:05:31.19 ID:iWck1F9vo
>>583
【深い慟哭にも聞こえた、或いは身を引き裂かれるかの如く、──── 痛切な断末魔の様に】
【微かな慮外があった、ロールシャッハはそれを納得した、幾つかの不具合を乗り越えた先に今がある】
【一歩踏み出す、互いの "距離" が惑星間程に広がる、身体は遠くに在るのに、精神だけが側に居た】
以下略
585
:
◆3inMmyYQUs
[saga]
2018/10/22(月) 14:33:47.04 ID:pAIsC4vjo
>>584
……………………………………………………
以下略
586
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/22(月) 14:50:41.61 ID:iWck1F9vo
>>585
【──── 言葉に詰まった、ロールシャッハの表情に浮かぶ静謐が、見つけ損ねた明日を探す様に】
【昨日に挟んだ栞は、もう手繰られる事は無い、終わってしまった演目に、続く言葉は探せない】
以下略
587
:
◆3inMmyYQUs
[saga]
2018/10/22(月) 15:29:03.60 ID:pAIsC4vjo
>>586
【星の放った光が数億光年の距離を経て遙かな惑星の地表に届くように】
【彼の紡いだ応答は無限の空白を跨いでから女の認識の中へと入り込んだ】
以下略
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