過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/22(月) 13:02:32.26 ID:iWck1F9vo
>>579
【謀りの気配があった、耳に流れ込む髄液は、思考を溶かし込んだ至高の一品、然るに嗜好するに十分】
【而して、それは実務的に見ればその場で立ちすくむだけであり、結果的に言えば無筆と同等】
【ロールシャッハは微笑む、律儀な答えに満足げな色合いを見せて】
嗚呼、成程、──── 道理で、そういう事ならばキチンと理に適っている、中々どうして
ジャ=ロの思し召しでもあったが "虚構現実" への旅路はどうだったかな、その感想は大切さ
あれは起こりうる君達の "勝利" であり、そして起こった君達の "勝利" の一枠だった
──── 或いはそのシミュレーションとも言えるかな、無粋だなんて言葉が野暮さ
ありうる可能性の一つとして示されたのなら、苟もその世界観に浸る行為を冒涜とは言うまい
そうだったね、隠し事をするような仲でもないから────
【ロールシャッハは肩を竦める、恐らくは "ミチカ" は彼の正体も、彼の枠組みも知っている】
【けれどもこの場所では質問という形で観測されなければならなかった、それが道理であり】
【脚本家の名折れであった、注釈に支えられる物語を、完成しているだなんて表現できない】
僕 "達" は個別さ、"神話" として体系づけた時から、 "彼女" の謀りは始まっていたとも言えよう
或いは "彼" の失態だろうか、──── まあそれはただの雑音だもの、本質には関係ない
少なくとも僕達は個々に存在している、然るに目的も個々にあるのは想像が付くだろう
言ってしまえば一つの種族とも言える、存在の軸が違うだけで、本質的にはニンゲンと等しいけれども
【一音節、無音を重ねた】
──── けれども僕の目的は確かさ、君達を潰すという点ではね
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