過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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534: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/10/18(木) 22:29:36.96 ID:zR39dz4v0
>>533

いやいやいや言っといたジャン「混ぜ物」だって!
おれがヒト喰うバケモノだったとしてもおれだけは喰わねーって自信あるもん、
そんくらい――――何が混ざってンのか、自分でもよくわかってねーんだって!
以下略



535:名無しのパー速民[sage saga]
2018/10/18(木) 22:32:35.69 ID:aFNYd7jt0
>>531

【しんとした夜だった、風はいくらも冷たくなって、それでも昼間の日差しはそれなり以上に暖かだから、着るものに悩む頃合い】
【空を見上げれば曖昧な形の月のうんと近くで真っ赤な星が一つ寄り添っている、――それなら、近づいてくる足取りの奇妙さも、或いは赦される気がして】

以下略



536: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/18(木) 22:37:34.89 ID:O/Bsn0vio
>>534

【──── 扇がたゆたう、長い袂がひらりと揺れ、溜息の様に枝垂れると】
【パチンと閉じて、音を響かせる、幼子に与える折檻の如き痛烈さで】

以下略



537: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/18(木) 22:44:21.00 ID:O/Bsn0vio
>>535

【──── ならば静かな夜であった、彼女は言葉につられて視線を見上げた】
【そうしてベンチに座る貴方を視線で追って、大きな瞳をぱちくり、呼吸する様に瞬きして】
【ぽん、と軽く音が響きそうなぐらい、軽く叩いた手が親しげな音色を響かせる】
以下略



538: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/10/18(木) 22:48:58.99 ID:zR39dz4v0
>>536

――――――――草はさすがに――ねえかなあ――――ッ!!

【めきめきめきめき。音を立てて生えてくるのは巨大な「百足」であった。重厚な黒い甲殻に】
以下略



539: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/18(木) 22:55:56.87 ID:O/Bsn0vio
>>538



【──── 響き渡る轟音、地を揺らす音の飛沫、爆ぜる地面の怒号に似た】
以下略



540:名無しのパー速民[sage saga]
2018/10/18(木) 23:03:34.31 ID:aFNYd7jt0
>>537

――――――――そうです! そうなの、ヒドいんです、私が、――あう、あー……、その人、私の好きな人の、元カレで、……。
――っ、好きな人が怪我したら、一緒に居たいの、当たり前です、……ですよね? なのに――、っ。

以下略



541: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/10/18(木) 23:08:02.91 ID:zR39dz4v0
>>539

【土煙の中で誰かが起き上がる、シルエット。百足の護りが解けていく音】
【いくら頑丈であったとて、「外」で何かにぶつかった衝撃は殺しきれないから】
【頭の中、身体の中でわんわんと、よくない音が響き続けていた】
以下略



542: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/18(木) 23:13:34.69 ID:O/Bsn0vio
>>540

【──── そんな話を聞いて彼女は、少し惚けた顔をして、直ぐに綻ばせた】
【微笑む姿は石楠花に似ていた、或いは窓越しの明かりを浴びる、ベランダに置いた一輪花】
【何やら重い状況を想像していたのだが、事実はそれよりずっと愛らしい響きであったから】
以下略



543: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/18(木) 23:22:43.02 ID:O/Bsn0vio
>>541



      【──── 少女は見た、振り上げられる剛直を、息を呑む程の逞しい塊を】
以下略



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