263:ドラ ◆UYdM4POjBM[sage]
2019/05/19(日) 13:55:32.46 ID:VUyC9JIXo
>>246>>247
【表情もなく「黙らせた」の一言が飛び出したあたりでドラはうへぇ、と顔を歪めた】
【うっとおしい連中が湧いて出た際の朔夜の対応なんて大体想像がついたからだ。シンプルかつ手間のかからない方法でさっくり済ませたのだろう……】
264:ドラ ◆UYdM4POjBM[sage]
2019/05/19(日) 13:56:05.15 ID:VUyC9JIXo
>>263続き
【サンドイッチの称賛は半分は自分の仕事という事もあって満面の笑みで受け止めているようだ】
アルカトラズは本当にメシがしけててさぁ……なんか方法はないかなって図書館で勉強したのさ
265:以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします[sage]
2019/05/19(日) 16:42:11.72 ID:0YLEqp7W0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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266:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/21(火) 08:18:21.63 ID:CULgOVkf0
【生まれたての風が通りを吹き抜けた、ならば目覚めたばかりの黄金色した朝焼けを一番飾る冷たさ、時刻はうんと朝早くの頃合い】
【風の国、通りには小鳥たちの遊ぶ約束、今日はどこ行こうって話し合いに似て賑やかな声、開け放たれた酒場のドアから差し込む朝日は道筋に似て】
【――ずいぶんと久しぶりの光景のようにも思えた、少なくともここしばらくはあまり見ることのない光景だった、開け放たれたドアよりなびく不可視の一条】
【コーヒーと、炙られたパンと、それから蕩けるバターの香り。――――ならば誰かが朝食をこさえているのは明白だった、ならば?】
267: ◆L1hyTPHS6I[sage]
2019/05/23(木) 12:38:17.92 ID:d/TpxLEn0
抵抗は無意味……さっさと身柄を拘束されなさい
【夜の人気のない港に声が響いた。その声を発したの黒いキャミソールワンピースを着た紫の眼と髪の色を持つ少女だ。下着のような格好のため肌が露出してる面は多いいが、余程身体に合うように作られているのかそれ以上に見えるということもない】
【少女が声を向けた相手は大柄の、見せるためではない使うための程よい筋肉の付き方をした男。そいつは今まで逃げていたのか、"ハァハァ"と息を切らしている。だがこれ以上はそれも無意味だと悟ったのか、"チッ"と舌打ちしつつ腰の後ろから刃渡りのあるコンバットナイフを引き抜いた】
268: ◆L1hyTPHS6I[sage]
2019/05/23(木) 12:39:36.83 ID:d/TpxLEn0
>>267続きです
【その瞳を見てまるで本能のように理解させられる。"こいつはこの隙に攻撃出来たのに、敢えて攻撃しなかった"のだと。"自分は既にやられている筈だった"と。それに気付いた瞬間半ばパニックになるように少女が避けた方向へとナイフの刃を寝かせ、横薙ぎに払う】
【それは打刀に拠る突きを剣戟の主体としていた新選組の隊士が使っていた、平突きからの横薙ぎの連携のような攻撃。この精神状態の中で即座にそれを選び実践したのはやはりこの男が弱くないということを表していた】
【横薙ぎの斬撃は正確に少女の首を切り裂く軌道を取っており、決まれば頸動脈を悠に切り裂き、首をほぼ切断できる精度と威力を持っていた】
269:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/25(土) 09:40:57.59 ID:vqWS8lP7O
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270:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/25(土) 09:41:45.43 ID:vqWS8lP7O
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271:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/25(土) 09:43:15.29 ID:vqWS8lP7O
【水の国】
【太陽が元気な今日この頃ーー無風な本日は何をするにも絶好な……否、少し暑すぎる気候かもしれない】
【あちらこちらから「暑い」とか「喉が渇いた」と夏の始まりを感じさせる言葉が飛び交っている】
【繁華街は今日も忙しない。老若男女問わずとはまさにこのことで誰もが限りある時間を有効に使おうと早足で過ぎ去っていく】
272:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/25(土) 15:05:56.69 ID:1k9/mtJO0
>>271
【天高く降り落つ季節外れの陽光と、真昼の繁華街の喧騒が織りなすまばらな熱気が、道行く人々の額に汗を滲ませていた】
【肌を焼く暑さに顔を歪めて歩いてゆく、そんな雑踏の中――とある、ひとりの女だけが】
【春先の心地よい風が吹き抜けていくかのごとく、するりと器用に人並みをすり抜けて、ご機嫌な表情で闊歩している】
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