368: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:17:36.15 ID:lcqyPAtO0
『……悪いな』
俺はまた、キミにこんな思いをさせてしまって……でも、今はこれで我慢してくれ。
そう囁いて、俺はパピヨンの顔に唇をそっと近づけて――――。
369: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:29:48.55 ID:lcqyPAtO0
パピヨン「……じゃあ今日は一緒に寝て、一緒のお布団で」
『……それは』
370: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:30:46.39 ID:lcqyPAtO0
――――シルヴァーパピヨンとの間に、かけがえのない絆を感じたひとときだった……。
371: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:34:36.56 ID:lcqyPAtO0
一旦休憩。続きは深夜くらいか明日に。
シルヴァーパピヨン最終イベントです。
372:名無しNIPPER[sage]
2024/11/02(土) 17:42:12.09 ID:UrdJ1j5bo
おつおつー
相変わらず鉄壁のお兄さん理性
でもちょっと、いやかなりデレてない?デレてるでしょ
373: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 23:59:06.51 ID:lcqyPAtO0
――スタートダッシュでハナを握り、その小さな体を懸命に動かして、最後の直線までスタミナ全てを燃やし尽くして走りぬく。それが、シルヴァーパピヨンというウマ娘のレースだった。
作戦は要らない、ただただ駆ける。余計な雑念はすべて吹っ飛ばして、必死に前を往く――見る人が見ればその走りは愚かで、合っていない適性も走るスプリンターであると、笑い飛ばすだろう。
374: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 23:59:38.35 ID:lcqyPAtO0
パピヨン「…………」
『…………』
375: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/03(日) 00:00:31.43 ID:2/VoYCQc0
『キミの後輩?』
尻尾の手入れを終えて、今後のレース展開やトレーニング方針について話し合っていると急にパピヨンがそんな話をし始めた。
376: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/03(日) 00:01:30.70 ID:2/VoYCQc0
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377: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/03(日) 00:02:30.59 ID:2/VoYCQc0
後輩ウマ娘「――――わ、私パピヨンさんに言われて楽しく走れるようになったんです。勝った時はもちろん、負けた時も……も、もちろん負けたら悔しいですけど!どうすればもっと早く走れるのかとか、色々と考えられるようになって……ウジウジすることが少なくなったと言いますか」
――負けが続いて、走ることが楽しくなくなった……けどそんなときにパピヨンの走りを見て、それが彼女の希望になった。
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