110:1
2024/06/25(火) 18:54:08.02 ID:Nz5uBVoL0
―――謁見の間
ルルーシュ「私が第99代ブリタニア皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアです」
ルルが尊大に、威厳ある挨拶をする。
111:1
2024/06/25(火) 18:54:51.56 ID:Nz5uBVoL0
「お戯れを……」
ルルの言葉に驚きながらも、彼女たちはそれを隠しきり挨拶を続けた。
がルルは又してもそれ以上喋らせなかった。
112:1
2024/06/25(火) 18:55:18.31 ID:Nz5uBVoL0
ルルーシュ「皆も知っての通り、私はゼロだ」
「そのゼロが中華連邦の天子様と、我が兄オデュッセウスとの婚姻を破綻させたのは記憶に新しいだろう」
「あの行動は望まぬ結婚を強いられた天子様と、彼女達を重なったからだ」
ルルーシュ「そして今は君たちにも同情している」
113:1
2024/06/25(火) 18:56:03.22 ID:Nz5uBVoL0
ルルーシュ「それにな、私は恋愛結婚の方がいいと思っている」
「ここにいる妻のシャーリーとは恋愛結婚だしな」
ちょっとルル?何か話が変な方向に行ってませんか?
そんな私の思いとは裏腹にルルは話を続ける。
114:1
2024/06/25(火) 18:58:08.15 ID:Nz5uBVoL0
ルルーシュ「だから、貴方たちと縁談はなかった事にしてほしい」
「貴方達の恋を応援したいとも思っている」
「それに自分で道を決めるのもいいと思う」
「先ほど言った私の友人はそうしている」ニコリ
115:1
2024/06/25(火) 18:58:34.31 ID:Nz5uBVoL0
暫しの沈黙が続く。
思わず声を出す。
シャーリー「まさかこうするために?」
116:1
2024/06/25(火) 18:59:01.34 ID:Nz5uBVoL0
――――5分後
シャルル「随分面白い事になっておったな」
「とりあえず全員の記憶を”シャーリーに対して惚気まくってるから、居た堪れなくなって辞退した”」
「としておいたが、よかったかの」
117:1
2024/06/25(火) 18:59:27.64 ID:Nz5uBVoL0
ルルーシュ「一体何故こんなことに……」
あ、こいつ理解してないな。
流石にはっきりと言って聞かせる必要がある。
118:1
2024/06/25(火) 18:59:57.15 ID:Nz5uBVoL0
シャーリー「家の都合で自分の人生が滅茶苦茶にされてるんだよ!」
「それも知りもしない人との縁談を組まされてるの!人生のどん底みたいな絶望的な状況はだよね!」
ルルーシュ「ナナリーやミレイ会長と同じような状況だったな」
119:1
2024/06/25(火) 19:00:35.32 ID:Nz5uBVoL0
シャルル「フハハハハッ!お前もシャーリーには敵わんな!」
ルルーシュ「五月蠅い!第一なんでいるんだ」
シャルル「何を怒っておる!せっかくお前の為に一肌脱いでやったというのに!」
120:1[sage]
2024/06/25(火) 19:04:26.82 ID:Nz5uBVoL0
ところでシャーリーと結婚したら名字てどうなるんだ?
法則性とか分かる人いましたら教えてください。
次は101さんのネタを書きます。しばしお待ちを…
他のネタのお待ちしております。
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