47:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 19:21:26.73 ID:vpSV8LTX0
そのころミオンを誘拐した盗賊団はというと、依頼主でとある王国の大臣との密会をしている真っ最中だった。
大臣「あの魔術学院を潰して跡地をテーマパークにする件なのだが、ちゃんとあの領主の娘は誘拐してくれているんだろうな?」
盗賊の頭「勿論ですよ……俺に傷を負わせた男はあの魔術学院の出身なんだ!そんな男と同じ学び舎なんざあってほしくねーからな!」
48:名無しNIPPER[sage]
2023/01/14(土) 19:24:38.98 ID:4an/NLHt0
表情がいわゆる「鬼の
形相」で、般若の面の
ように見えたから
49:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 19:37:20.79 ID:vpSV8LTX0
何故ならそのメイドさんは鬼のような形相で走り回り、まるで暴れているようだったのだから。
それを見ていた僕らはますますわけが分からなくなってしまったのだった。
メイド?「あぁもうムカつくぅ!!ミオン様を連れてった奴らは絶対に許さなぁーい!!」
50:名無しNIPPER[sage]
2023/01/14(土) 19:58:09.19 ID:6qJOpybsO
領主家の密偵
51:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 20:20:43.51 ID:vpSV8LTX0
メイド?「……いいわ特別に教えてあげるわよ、私は貴方たちのお父様に雇われた密偵なのよ!」
二人はあまりの急展開にびっくりしてしまいその場で硬直してしまっていた。そんな様子をお構いなしに話は続いた。
メイド(密偵)曰く、以前から国の中に怪しい動きをしていた貴族がおり、それを調べるのが彼女の役目だったというわけだ。
貴族を調べた所犯罪の証拠がいくつか未来かったので、最近本格的に捜査を開始したらしい。
52:名無しNIPPER[sage]
2023/01/14(土) 20:50:25.49 ID:GRYlZytoO
判明してる
53:名無しNIPPER[sage]
2023/01/14(土) 20:50:51.55 ID:a1Dcx9Id0
まだ
密偵の仲間たちが調査中で報告待ち
54:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 21:07:46.12 ID:vpSV8LTX0
密偵「判明してるわ!今から地図を書いてあげるからちょっと待ってて〜」
そう言うとテキパキと必要な情報を集め始めていたのだ。それからものの数分もしない内に書き上がったようだった。
僕達に渡した紙を見てみるとそこには印がついて、その場所はこの国の北西にある森林地帯のようだということが分かった。
その森林地帯は広大な土地を持っていて、そこには様々な生き物が暮らしていると言われていて、魔物も多く出没する危険な場所でもあるのだそうだ。
55:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 21:20:17.81 ID:vpSV8LTX0
オーディン「それよりお主の妹さんの救出だが、ワシも一緒に行くぞ。ほれ、早くせんとシオンに置いてかれてしまうわ」
リオン「そ、それもそうなんですけど……僕は龍の血が薄くて追いつけそうにありませんから……」
龍の血が濃いシオンと違って、僕は翼を出す事も爪を伸ばす事も出来ないのである。
56:名無しNIPPER[sage]
2023/01/14(土) 21:23:07.83 ID:yPOV9VQS0
死んで悪竜に生まれ変わった
57:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 21:37:16.25 ID:vpSV8LTX0
リオン「……あ、あぁ……」
しかしその激痛にリオンは耐えきることが出来ず、そのまま命を落としてしまう事になった。
すると、死んだはずのリオンの体がビクビクと痙攣し始めており、膨張しながらその姿を変えていくではないか。
皮膚からは鱗が現れ角も生えていき、更に牙までもが伸びていき鋭いものへと変貌していった。
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