安価とAIで物語を綴る
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55:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/14(土) 21:20:17.81 ID:vpSV8LTX0
オーディン「それよりお主の妹さんの救出だが、ワシも一緒に行くぞ。ほれ、早くせんとシオンに置いてかれてしまうわ」

リオン「そ、それもそうなんですけど……僕は龍の血が薄くて追いつけそうにありませんから……」

龍の血が濃いシオンと違って、僕は翼を出す事も爪を伸ばす事も出来ないのである。
そうなれば当然空を飛ぶ事が出来ないため、移動には時間が掛かってしまうとそう思ったのだけれど、それを聞いたオーディンさんは意外な言葉を掛けてくれたのだ。

オーディン「なーにを言っておる。お主は血が薄いのではないぞ、どの力が発現しておらんだけなのじゃ」

リオン「えっと……それはどういう意味なんですか?」

オーディン「ワシの力ならばお主力を引き出すことが出来るが、その代わりに苦痛が伴うかもしれんのじゃがどうする?」

それはつまりドラゴンの力を覚醒させるかと言う意味であったのだ。僕が悩んだのは一瞬ではあったけど、それをやってもらうことにした。
オーディンさんが僕の頭に手を置いた瞬間、何かが流れ込んでくるかのような感覚に襲われた。やがてそれは全身に行き渡っていき、体中に激痛が走っていくのを感じたのだった。

リオン「ウグァァァァァァァァァァァァァ!?あがっ!?あ、あぁ……!!頭が割れる!痛ぃぃぃ!!」

頭を抱えてもがいてしまい、倒れそうになった所をオーディンさんに支えてもらった。それでも頭痛や耳鳴りなどに襲われ続けまともに動けない状態が続いた。

リオンはどうなった?
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