【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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178: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 20:37:01.17 ID:0V5CcO3mO
「那由他様。そこから先は私から話します」
「は、はいですの……」
「異変とは、魔法少女を迫害する撲滅派に対して、魔女が起こした現象のことです。
 いつからかは不明ですが、撲滅派の一部は、魔女の口づけを受けていました」
「撲滅派は魔女の餌にされそうになっていたと?でも、魔女の口づけ自体は、
以下略 AAS



179: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 20:43:52.35 ID:0V5CcO3mO
どこかの街から流れてきたと思われる魔女が、天敵のいなくなった湯国市に居つき、
街の住民を次から次へと貪ったことで、街からは人通りが消えた。
住民は単独、もしくは集団自殺、操られた者に殺害される等で死亡が明らかにされ、
魔女を止められる者は誰もいなかった。

以下略 AAS



180: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 20:55:49.41 ID:0V5CcO3mO
魔女の口づけを受けた人間は、本来なら自殺等に追い込まれるなどで、魔女の餌と化す。
だが、”魔女の眷属化”した人間は、自意識を保持したまま思考が変化し、敵であるはずの
魔女を崇めるようになり、和睦派に武力行使を行うようになった。

「魔女の眷属化した敵対派による過激行動。それが決定打でした」
以下略 AAS



181: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:05:14.49 ID:0V5CcO3mO
「公開処刑!?湯国にも警察はいますよね?止められなかったんですか!?」
「警察は……手遅れだったんです……すでに彼らは……」

眷属は、いろはたちがクリミナルズと仮称している犯罪組織とも結びつき、街を実効支配した。
湯国市の警察、市役所、消防署などは機能しないどころか、眷属の手に落ちてしまっていた。
以下略 AAS



182: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:10:01.22 ID:0V5CcO3mO
「湯国は今や、街全体が穢れに覆われて、魔女の一大拠点となってしまいました。
 このまま放っておけば、湯国が滅びるのは時間の問題です」
「湯国の問題がそこまで大きなものになってたなんて。なんで太助さんは
 こんな大事なことを、電波望遠鏡で話してくれなかったんでしょうか」
「気を遣ったつもりだと思いますの。……パパは昔から不器用で、そのせいでママとの
以下略 AAS



183: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:15:58.94 ID:0V5CcO3mO
電波望遠鏡で太助から聞いた話と合わせて、湯国市で発生した組織犯罪は、
魔法少女に犯行が擦り付けられているが、それがいつ頃のことであるか。

「魔法少女に犯行が擦り付けられるようになったのは、クリミナルズと結びついてからでしょう。
 湯国で以前から魔法少女は理不尽な目に遭っていますが、その頃は今ほど過激ではなく、
以下略 AAS



184: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:23:44.31 ID:0V5CcO3mO
眷属とクリミナルズが繋がったのはいつ頃なのか。

「具体的なところは分かりかねますが、撲滅派が組織された頃からと思われます。
 クリミナルズと撲滅派も、魔法少女を敵視している点で、利害は一致している。
 時期を考えると、クリミナルズが撲滅派に接触した可能性が高いですね」
以下略 AAS



185: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:29:44.77 ID:0V5CcO3mO
くららは和睦派、敵対派のどちらなのか。

「それも確認が取れませんでした。ですが、直接話をした際、後悔を感じているようにも見えました。
 くららさんがリーク者を通じて、私たちに連絡をしてきたかもしれませんが、それを尋ねると彼女は
 沈黙しました」
以下略 AAS



186: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:37:02.72 ID:0V5CcO3mO
みかづき荘に到着すると、やちよとういがいろはを出迎えた。

鶴乃は新居に帰宅。フェリシアからは無事を知らせるメールがやちよに届いていた。
さなはアイと融合後に起きるとされていた問題により、ねむが用意した新居に、今夜から急遽移ることになった。
さなが新居で過ごすのに必要な家具は、ねむが用意を済ませていた。
以下略 AAS



187: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:42:13.59 ID:0V5CcO3mO
灯花にその旨を伝えると、灯花はそこで一度電話を切り、鶴乃とさなに会合参加の了承を得て折り返してきた。
さなの新居を開催場所とした会合は、開催日時が連休初日の正午と決まり、やちよも織莉子と連絡を取り、
その旨を伝えた。幸いにも織莉子も都合がつき、みかづき荘に一度集まってから移動することが決まった。

『今日はゆっくり休んでね。本当にお疲れ様。おやすみなさーい』
以下略 AAS



188: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/09/05(月) 21:47:26.44 ID:0V5CcO3mO
「魔法少女のコピーは、姿形は瓜二つだけど、中身までは完全に真似できない。
 コピーしてる記憶も本人の丸写しではない。だけど、アリナ自身がミラーズと
 協力し合って、完璧なコピーを作っているとしたら、話は変わってくるわ」
「じゃあ、やっぱりコピーはもう、結界の外にいるのかな……」
「確認は取れていないわ。コピーは外見だけなら本物と瓜二つ。コピー元の素性を
以下略 AAS



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