266:名無しNIPPER[sage saga]
2024/04/23(火) 12:51:13.81 ID:3eXHPaRu0
私も待ってますよ
267: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2024/07/12(金) 23:47:38.50 ID:eHYGMVxz0
ブレイドを一振り。まとめて5、6匹の【寄生体】を叩き斬る。夕闇の中でも容易く解る、ヌメヌメとした気色悪い光沢を放つ胴体の束がボトリと地面に落下し、其の向こう側で面食らった様子の【暴徒】が一人棒立ちになっている。
「ウギェッ』
『ゲファッ……」
268: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/07/12(金) 23:48:25.38 ID:eHYGMVxz0
盾を構えた学園艦機動保安隊、その数はせいぜい50に届くかどうか。包囲している“群れ”の規模からすれば、寡兵という言葉さえ生温い圧倒的な物量差ね。
だけど機動保安隊の面々は、食い止めていた。それも驚嘆すべきことに、ほぼ完璧に。1人2人の突破も、1メートルの後退も、ただの一揺れすらなく、頑強に“波”を遮っている。
「ゴッガァッ!!!』
269: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2024/07/12(金) 23:54:45.46 ID:eHYGMVxz0
└(*・ヮ・*)┘《心得たぁ!!》
『グプッ!?』『プギァッ!?』
西住さんの号令に、いの一番に応えたのは鈴だった。有言実行、明朗快活な返事と共に放たれた弾丸は、一発で今まさに機動保安隊の前衛に向かって跳躍した2匹の【寄生体】──恐らくは西住さんたちにとっての【ヌタウナギ】──を纒めてぶち抜きその頭部を吹き飛ばす。
270: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/07/12(金) 23:56:04.05 ID:eHYGMVxz0
末恐ろしき我らが指揮官様は、まさかと思うけどこの効果も見越して…………いえ、愚問だったわね。
ここまで散々あの神算鬼謀ぶりを見せつけられてきて、今更これに関してはただの偶然を疑う方がどうかしてるもの。
《撃て!!》
271: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/07/12(金) 23:58:47.19 ID:eHYGMVxz0
『ウギッ……」「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!?』『逃げ………ぶぼっ」
『『『ギャッ、ギャッ、ギィッ!!!』』』
一斉に火を吹く6つの銃口。六方へ伸びた火線は、容赦なく進路上の人体を引き裂き、薙ぎ倒す。
272:名無しNIPPER[sage saga]
2024/07/16(火) 14:33:54.14 ID:AiBTEnhm0
ちょっと見ない間に更新されてた!
執筆おつです待ってました
これからも待ってます
273: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2024/07/22(月) 23:12:02.11 ID:XXdSh8X20
即席で実行した“空挺強襲”の効果は、絶大だった。戦場の空気が大きく変わったのを、どこぞの人としての汎ゆる機能を脊髄に集約して生まれてきたキングダム及びクソ映画フリークの司令官様風味に言うなれば、敵勢から戦意の“火”が完全に消え去ったのを肌で感じる。
まぁ、ただでさえ前線は機動保安隊との交戦地点を中心に総崩れの様相を呈しつつある中だし無理もないわね。その混乱を収めるために進出させた後方予備戦力に艦娘が空飛んで斬り込んできただなんて、深海側からすれば驚天動地もいいところでしょうよ。
おまけに奇襲開始からコンマ1秒で増援は二個分隊相当の兵力を喪失。私がそれをされた立場だとしたら、そこら中のものと司令官に八つ当たりしてるもの。
274: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/07/22(月) 23:13:57.83 ID:XXdSh8X20
《指揮車前進!撃て!!》
li イ; ゚ -゚ノl|《う、Ураaaaaaaa!!!》
<(' _';<人ノ《急にソヴィエト》
275: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/07/22(月) 23:15:51.29 ID:XXdSh8X20
そこから数十秒、周りでは喧しく砲声が響き続けているのに、それらを押し潰しかねないほど重く息苦しい“静寂”が戦場を支配する。
W号とチ級が互いの武装を向けてにらみ合う中、“群れ”は本校舎の前を通り過ぎ、校門を出、軽空母ヌ級の傍を駆け抜け、尚も歩みを止めず遠ざかっていく。
『……………ヂィッ!!』
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