270: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/07/12(金) 23:56:04.05 ID:eHYGMVxz0
末恐ろしき我らが指揮官様は、まさかと思うけどこの効果も見越して…………いえ、愚問だったわね。
ここまで散々あの神算鬼謀ぶりを見せつけられてきて、今更これに関してはただの偶然を疑う方がどうかしてるもの。
《撃て!!》
見てみなさい。まさしく今し方放たれたW号による砲撃なんて、狙撃班の火線集中で取り分け大きく混乱が生じていた動線部分に直撃ドンピシャリよ。
「指揮車による支援砲撃が弾着!【暴徒】前衛、損害大!」
「よし!そぉれ押し返せぇえええ!!!!」
「「「おおおおおう!!!」」」
「うわわわっ!!?』
『ギャアッ、ギャアッ………クピュッ』
前線兵力の単純な大幅減と、これを補う後続流入の動線における混乱。戦術的にも物理的にも、機動保安隊に対する圧力が急速に弱まる。
それに伴って機動隊は姿勢を「耐久」から「前進」に変更し、私の周囲やバリケードから“前線”を引き剥がしていく。
「射撃準備!!」
「了解!……各位、装填及び動作再確認!!」
少しずつ、ゆっくりと、だけど確実に歩を進めていく機動保安隊。
その後ろには、背を丸め彼らに隠れるようにして、更に何人かの人影が続いている。
「目標ラインに到達!!」
「バッシュ!!!!」
『グガァッ!!?」「げぃんっ!?』『ギギギィッ!!!』
「伏せぇ!!」
14〜5m程前進したところで、機動隊は全員で一際強く盾を押し出し、押し寄せてきていた【暴徒】や【寄生体】を一気に跳ね飛ばす。元々私の突貫と狙撃班による継続的なハラスメントで浮足立っていた“群れ”の陣形は、この一撃を以て決定的に崩れた。
すかさず、前衛部隊がしゃがみ込む。入れ替わりに立ち上がるのは、後続していた別の隊員6名。
「射撃開始、フルオート!!」
彼らが構えるのは、89式小銃及びH&K MP5。
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