エンド・オブ・ジャパンのようです
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216: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/08(土) 23:13:57.43 ID:lm8eG5z/0
(;`-ι-´)「60隻を超える戦艦棲姫や装甲空母鬼………想像したくもないな」

(ゝ○_○)「そも中南米諸国の海上戦力自体決して潤沢でも高水準でもありませんし、こちらもキューバやメキシコとの複雑な外交情勢からアメリカ軍並びに“海軍”による艦娘の派遣もさしたる規模になっていませんでした。

そんな中でこの全面総攻勢です。当然耐えきれるはずもなく、第一次防衛ラインは接敵から10分少々で“消滅”。第2防衛ラインではなけなしの艦娘戦力を総動員しましたがこれも衆寡敵せずで風前の灯。
以下略 AAS



217: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/08(土) 23:16:36.92 ID:lm8eG5z/0
(;`・ι・´)「正直、元々知っている内容であっても再度聞いているだけで精神的消耗が激しい。それで、次は東欧・南ドイツ戦線辺りか?」

爪;'ー`)「そこは取り分け気疲れしそうだな……“ベルリン”の損害が大きすぎる上にその前は艦娘戦力がある程度潤沢だったからこそ“海軍”戦力も十分に配備できていない。正直、どんなに悪い報せを聞いても驚きは───」

(ゝ○_○)「ああ、ご希望でしたらお伝えしますがその区域はやや報告内容が他と異なります。経過ではなく“結果”報告ですね」
以下略 AAS



218: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/08(土) 23:33:40.76 ID:lm8eG5z/0
(;;`゚ι゚´)「どどどどどどど童貞ちゃうわ!?」

(ゝ○_○)「聞いてませんが。貴方妻も息子もいるでしょうよ」

爪;;゚д゚)「どどどどどどドゥカティ!?」
以下略 AAS



219: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/09(日) 00:00:52.08 ID:BYinKxXQ0
(ゝ○_○)「………さて、ここまでに報告してきた地域以外にも、大なり小なり深海棲艦との戦闘発生地域はあります。

ベーリング海、カムチャッカ半島沖、黒海、バミューダ海、バレンツ海、グリーンランド海……海と名の付く場所で戦闘となっていないのは北極海と南極海くらいのもので、南アフリカのように既に“陸戦”が始まっている場所も決して少なくはありません。

その中で南ドイツとインド洋─アラビア海の状況はハッキリ言ってしまえば“例外”であり、大半の戦場は人類・艦娘側にとって劣勢です」
以下略 AAS



220: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/09(日) 00:04:47.78 ID:BYinKxXQ0
.




以下略 AAS



221:名無しNIPPER[sage]
2023/04/09(日) 07:20:27.55 ID:kA9e0aJLo
お〜ドイツ方面の情報嬉しい ぬるっと勝ってて流石だ


222: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/09(日) 20:47:40.23 ID:MRR6D8+I0
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以下略 AAS



223: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/09(日) 20:48:37.07 ID:MRR6D8+I0
浦賀に黒船が姿を現し強引に徳川幕府を開国に至らせるまで、この島国にとって欧米とはまさに“外界”であった。技術、文明、思想、価値観、全てが未知であり、吸収しようにもぶつかり来るそれらの衝撃が強烈過ぎ、一つ入れる度にこの島国は大いに揺れた。
幾度となく揺れに揺れ、その繰り返しに耐えきれず起きた日本という家屋の大倒壊が明治維新である。

本来ならば向こう数十年はまともな建て直しが困難なほどの倒壊ぶりでありながら、この国はそれを“土台”だけ残して上層建造物のみを破壊するという奇妙なやり方で起こすことに成功した。その為に、武力を伴った国家規模の革命直後にありがちな致命的な混乱を殆ど経験することなく近代国家建設を成し得た。

以下略 AAS



224:名無しNIPPER[sage saga]
2023/04/10(月) 16:28:25.19 ID:KUNpmuPx0
更新おつです
西住流テーマの司馬遼太郎小説があるって設定はアツい!


225: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/13(木) 23:13:27.83 ID:JNDnG78R0
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以下略 AAS



226: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/04/13(木) 23:17:01.18 ID:JNDnG78R0
駆逐艦娘1名、陸上自衛隊員1名、学園艦保安官1名による、大洗女子学園の奪還。
そんな、平時に私が第三者として聞いたなら発言者の気が触れたとしか思えないような“作戦”を声高に宣言してから、一時間ほどが経過した。

この時点で私達の位置から学園校舎までは、目算距離で約3kmになるかどうかといったところ。徒歩である点を考慮すると決して近いとは言えない。
けれど、常人の身体能力を遥かに凌駕する艦娘と膨大な体力を要する肉体系公務員2名が“普通に”移動したなら、この一時間小走りでもしていればもう到着していたでしょうね。
以下略 AAS



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