ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:18:22.67 ID:XVB8s0iW0
その『光の女神』は目覚めるや、
まず惨憺たる現実世界の状況に嘆いた。

そしてこの嘆きを抱かせる良心こそ自分の基層であると自認し、
それによって彼女は自己同一性を獲得した。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:18:56.28 ID:XVB8s0iW0
この女神は様々な名で呼ばれたが、
後世では祝祭/祝宴を意味する『ジュベレウス』の名が最も知られている。

それまで逃げ延びることができた原初世界群の神々は
こぞってジュベレウスの下に集結し、
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:19:35.56 ID:XVB8s0iW0
こうしてジュベレウスのもと
現実への干渉能力を取り戻した神々、
その武力は絶大なものだった。

力が全て回復したわけではなく、
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:20:06.63 ID:XVB8s0iW0
また彼らは全能性を失っていたにせよ、
己の周囲環境を変える程度のことは可能だった。
それ自体は幻まがいの産物であったものの、
原初のOMNEたるジュベレウスから観測されることで、
現実として固定することが可能だった。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:20:34.64 ID:XVB8s0iW0
この『天界』の神々は
無数にあった原初世界群の出自である以上、
様々な性質の雑多な集団であり、
ジュベレウスのもとに集った目的もまた様々だった。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:21:04.26 ID:XVB8s0iW0
4 『闇』の女王

天界の出現、そして組織的な反撃をうけ、
魔側も見よう見まねでこれに対応しようとした。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:21:49.81 ID:XVB8s0iW0
『クイーンシバ』は、ジュベレウスと異なり
世界の修復等にはなんら興味を示さず、
指導者らしき振る舞いも一切とらなかった。

また常に現実表層に存在していたジュベレウスとはこれまた異なり、
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:22:21.50 ID:XVB8s0iW0
こうしたクイーンシバの目覚めとその影響は、
光側に傾いていた戦況を一変させた。

彼女の目覚めが遅れたのは、
OMNEとしての破片の力が大きすぎて
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:23:02.08 ID:XVB8s0iW0
魔族にとってはクイーンシバこそが
オリジナルたるOMNEの正統継承者にして全ての創造主であり、
それゆえ正統を「騙る」ジュベレウス打倒は聖戦に等しく、
その力もクイーンシバに還すべき断片でしかなかった。

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:23:31.81 ID:XVB8s0iW0
大勢はいよいよ目に見えて逆転しはじめた。

当初は光側が圧倒して終結すると思われていた戦乱は、
クイーンシバ覚醒と魔族の増幅現象によって
光が攻勢を強めるほど闇も勢いを増すという悪循環に陥っていった。
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:24:06.24 ID:XVB8s0iW0
光側が優勢だった頃では、
魔の内乱は確かに光側にとって有利ではあった。
しかしクイーンシバが目覚め、戦況も拮抗しはじめてからは
その意味は正反対となった。

以下略 AAS



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