【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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908: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:21:52.45 ID:ELRlNcof0

自分の中のすべてをぶちまけて謝罪に徹する小宮果穂に、静かに冬優子は歩み寄った。
裁判が始まる前、犯人を自ら処刑台に送ると息巻いていた彼女は今、感情を露わにはしていない。
ただゆっくりと近づいて、手を触れることもなく眼前に立つ。

以下略 AAS



909: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:22:40.03 ID:ELRlNcof0





以下略 AAS



910: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:24:10.14 ID:ELRlNcof0

大切な存在を奪った相手を許すことなんて、通常あるはずもなく、綺麗ごとを語るのは彼女の性にも合わない。
罪にはそれ相応の罰を下す必要があるし、遺されし者の感情を、奪った人間は知るべきだ。
さっきまでの言葉は、和泉愛依と三峰結華の理解者であった『黛冬優子』から出た、そうあるべき『結論』なのである。

以下略 AAS



911: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:25:21.22 ID:ELRlNcof0

そんな彼女の結論を間近で見て、もう一人の理解者が一歩歩み出た。


恋鐘「ねえ、果穂。うちも最後に聞きたいことがあるけん、答えてくれんね?」
以下略 AAS



912: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:26:51.74 ID:ELRlNcof0

月岡恋鐘に、ここ何日かの記憶はほとんどない。
三峰結華が一度塞ぎ込んでからまともに会話をすることもなく病気に倒れ、目が覚めた時には全てが終わってしまっていた。
だからせめて、最後にその失われた時間の補填を求めようとした。
小宮果穂と三峰結華、二人の過ごした時間の一端だけでも知りたいと思った。
以下略 AAS



913: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:28:00.55 ID:ELRlNcof0

冬優子「あさひ……あんたもこっちに来なさい」

あさひ「……!」

以下略 AAS



914: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:29:04.86 ID:ELRlNcof0



あさひ「果穂ちゃん、わたし……つらい、悲しいよ」

以下略 AAS



915: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:30:25.10 ID:ELRlNcof0


あさひ「嫌だ! 嫌だ嫌だ嫌だ……嫌だ! 果穂ちゃんが死んじゃうなんてそんなの嫌だよ……!」


以下略 AAS



916: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:31:59.16 ID:ELRlNcof0

果穂「あたしもです……あさひさん、あたしも……あさひさんとお別れなんか、したくありません!」

あさひ「もっといっしょに虫取りに行きたかったし、おばけ探しもしたかったんだよ……」

以下略 AAS



917: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:32:53.81 ID:ELRlNcof0


……だが、時というのは無情だ。
別れは私たちの思いを感知せず、ただ訪れる。

以下略 AAS



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