【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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908: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/22(火) 22:21:52.45 ID:ELRlNcof0

自分の中のすべてをぶちまけて謝罪に徹する小宮果穂に、静かに冬優子は歩み寄った。
裁判が始まる前、犯人を自ら処刑台に送ると息巻いていた彼女は今、感情を露わにはしていない。
ただゆっくりと近づいて、手を触れることもなく眼前に立つ。


冬優子「……果穂ちゃん、ごめんね。どれだけ謝られてもふゆは許してあげられそうにない」

果穂「……ふゆさん」


その言葉は極めて冷淡なものだった。
小宮果穂の覚悟と感情を詰め込んだありったけの『ごめんなさい』を冬優子は飲み込みはしなかったのである。


冬優子「愛依と過ごした時間、結華にかけた言葉……全部全部、ふゆにとっての宝物だったから。どんな理由があっても、それを奪った果穂ちゃんは許せない、許しちゃいけないって思うの」

果穂「はい……」


そしてそれを、小宮果穂は驚きもしなかった。
拒絶されることも覚悟したうえでの『ごめんなさい』、それに返される反応としては当然の物だったんだろう。


冬優子「……でもね」

果穂「え……」



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