【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 14巡目
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748: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:21:57.98 ID:L36QJ6MU0
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749: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:23:23.82 ID:L36QJ6MU0
――――大穴の一番下にはそこそこ大きな扉があった。遺跡が崩れたことでほとんどの壁は土埃で汚れているというのにその扉だけは綺麗なまんまだった。
ユウナ「この扉の先にあるのかな……神の身体」
ドロシー「さぁどうでしょう……今までこの遺跡に神の身体があると信じていましたが、もしかしたらもう誰かに取られているかも――」
750: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:28:56.02 ID:L36QJ6MU0
ドロシー「ひっ……! ちょ、ちょっと二人とも――! か、壁に――――!」
ユウナ「えっ? って、うわぁ!? な、何これ!?」
二人が視線を向けるほうを見る。そこはただの石で出来た通路の壁――ではなく、ガラスのように透明な何かで出来た壁であった。
751: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:40:08.80 ID:L36QJ6MU0
――扉の先はとてもとても広い空間だった。大理石の床に壁、天井……あの崩壊なんてなかったかのような雰囲気を出していた。全くもって、汚れていない、綺麗で静かな空間だ。
ガラスのような透明な壁は一つもなく、奥に一つのロボットが鎮座しているだけだった。それ以外のロボットは一つも存在していない。
752: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:52:39.93 ID:L36QJ6MU0
ドロシー「な、なんでユウナのお姉さんが居るんですか……!?」
ユウナ「わ、分かんない……でも瓦礫を片付けてくれたのはお姉ちゃんだし……いてもおかしくない?」
おーい! お姉ちゃーん! と言ってぶんぶんと手を振るがお姉さんから反応はない。
753: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 01:11:12.57 ID:L36QJ6MU0
ユウナ「ちょ、ちょっとお姉ちゃん!? そんな……ワイズは悪くないんだよ! ぼくはちゃんと理解して――」
アイナ「ううん、ユウナ……貴女は騙されてるの。そこにいるハーピーの口車に乗せられちゃってるだけなの……貴女は私と違って優しくて純粋だから……だから、私が」
「私がそいつとの記憶を――神の身体に関する記憶を全部なかったことにしてあげるから」
754: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 01:14:37.18 ID:L36QJ6MU0
重要安価
1 剣を抜いてよ……!( ◆C4aNgOGCJ.)
755:名無しNIPPER[sage]
2021/12/17(金) 01:15:12.70 ID:qm+wF9rKo
2
756:名無しNIPPER[sage]
2021/12/17(金) 01:16:47.53 ID:Blf4qMVIO
2
757:名無しNIPPER[sage]
2021/12/17(金) 01:20:11.10 ID:d2ZOrQa60
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