【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 14巡目
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751: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/17(金) 00:40:08.80 ID:L36QJ6MU0

――扉の先はとてもとても広い空間だった。大理石の床に壁、天井……あの崩壊なんてなかったかのような雰囲気を出していた。全くもって、汚れていない、綺麗で静かな空間だ。

ガラスのような透明な壁は一つもなく、奥に一つのロボットが鎮座しているだけだった。それ以外のロボットは一つも存在していない。

あの蠍型のロボットではなく、人型のロボットを大きくしたようなロボットだ。

そして――――その、ロボットの横に、僕らが良く知っているその人物が立っていた。

僕ら、じゃなくユウナは――一番よく知っている人物だ。

ユウナ「お姉ちゃん…………?」



アイナ「……………………っ」



顔をしかめてユウナを見つめるアイナさんが、そこにいた。

――ぎり、ぎりと。歯ぎしりの音が聞こえてきたような気がする。


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