100日後に死ぬ彼女
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50: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:46:41.62 ID:YjVwo2WmO




また、あの夢を見た。
以下略 AAS



51: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:47:23.25 ID:YjVwo2WmO
*

崩れていく3棟のマンション。失われていく人々の命と日常。
私はそれを、ただ茫然として見ることしかできない。
現場に押し掛けるマスコミに取り囲まれ、私はただ何も言えず、崩れ落ちる。
以下略 AAS



52: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:48:08.24 ID:YjVwo2WmO
*

「……くっ……」

もう、10年も同じ夢を見ている。にもかかわらず、一向にこの最悪の目覚めには、慣れそうもなかった。
以下略 AAS



53: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:50:14.57 ID:YjVwo2WmO
*

「水元ちゃん、今日は調子悪かったじゃないの」

向かいの少し日に焼けた男が、ハヤシライスを食べながら口の端を上げた。それを聞いた、隣の禿かかった男が苦笑する。
以下略 AAS



54: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:51:08.39 ID:YjVwo2WmO

「ったく、ケチくさいな」

「ハハハ、さすがに今日のラウンド代と飯代は俺が奢るよ」

以下略 AAS



55: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:51:45.35 ID:YjVwo2WmO

「水元ちゃん、まだ、気にしてるのか」

低く、小さな声で丸井が私に言った。

以下略 AAS



56: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:52:12.81 ID:YjVwo2WmO
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ゴルフから帰った私は、書斎のノートPCを開いた。休日でも会社から連絡は来る。メールに一通り目を通してから、夕食を採るのが私の習慣だ。
大体は工事の進捗状況に関するメールだったが、その中に見慣れないアドレスがあった。
……フリーメール?スパムメールは弾く設定になっていたはずだが。
以下略 AAS



57: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:52:47.43 ID:YjVwo2WmO
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水元様

突然のメール、大変恐縮です。身分は明かせませんが、私のことはアイとお呼び下さい。
以下略 AAS



58: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:53:23.05 ID:YjVwo2WmO
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……何だ、これは。

以下略 AAS



59: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:53:49.96 ID:YjVwo2WmO
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以下略 AAS



60: ◆QlCglYLW8I[saga]
2021/09/26(日) 19:56:15.81 ID:YjVwo2WmO
本日はここまで。今後は俊太郎、由梨花、そして水元の3人の視点で基本展開します。

次回は来週末の予定ですが、余裕があれば木曜ぐらいに投稿するかもしれません。


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