265: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 10:29:40.28 ID:rlQZRnFe0
そこでふと思い出す。
入学2日目に白髪の男子生徒、辻堂くんがわたしに提案してきた2000万ポイントを支払うことでクラス移動が可能だということを。普通に考えれば現実的ではないが、不可能ではない。
その手段を用いることで神宮くんと同じクラスになることは出来る。ただ、クラス移動をするなら卒業間際の時点でAクラスの教室に潜り込むのが確実だろう。
どちらにせよ現時点では2000万ポイントは夢のまた夢で、1年生が始まって間もないこのタイミングは他クラスの状況が把握できていない。力量も測れていない現状ではクラス移動のことを考えるだけ無駄だろう。
気が付けば職員室前まで来ていた。
266:名無しNIPPER[sage]
2021/09/23(木) 10:50:32.66 ID:p0U6kiCZ0
あ
267: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 11:46:53.19 ID:rlQZRnFe0
【>>266
6:生徒会室へ到着】
結局、その後一言も話さずに生徒会室へ到着した。
今日はわたしが生徒会室へと入る旨をチャットで送信した後、扉を開く。
268: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 11:47:20.02 ID:rlQZRnFe0
それにしても何年か前には本当に『1ヶ月0ポイント生活』を強いられた年があったと聞くと、そうならずに済んで良かったと思う。
『710クラスポイント』を残して5月を迎えられたことは重畳と言える。
「ま、上出来じゃねーの? 俺たちの代のDクラスは300ポイントくらいしか残ってなかったしな」
269:名無しNIPPER[sage]
2021/09/23(木) 13:32:22.97 ID:CmB9Piz/O
はい
270: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 14:46:18.28 ID:rlQZRnFe0
【>>269
7:四条夏帆(生徒会副会長、料理上手) 】
生徒会の業務を終えたのは18時を回った頃だった。
20時からクラスメイトと勉強会の約束を控え、かなり時間がある。その間に夕食を済ませてしまうべきか。それとも適当に時間を潰すべきか。
271: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 14:46:50.25 ID:rlQZRnFe0
夏帆先輩は乙葉先輩の手懐け方を熟知しているように、口を挟む暇を与えず次々にクッキーを与える。
「天音ちゃんにはお世話になってますから、私に出来ることであればなんでもしますよ?」
先日ユキ先輩に相談した料理上達の件。
272: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 14:47:17.47 ID:rlQZRnFe0
ここはありがたく教えて貰うことにしよう。
「わかりました。それではよろしくお願いします!」
「はい、それじゃあ行きましょうか」
273: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 14:47:56.69 ID:rlQZRnFe0
「参考までに、苦手なものとかありますか?」
「いいえ、特に。アレルギーも無く、なんでも食べられます」
274:名無しNIPPER[sage]
2021/09/23(木) 15:10:05.49 ID:p0U6kiCZ0
え
275: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/23(木) 15:27:31.11 ID:rlQZRnFe0
【>>274
9:プラス7
25 → 32(ちょっと下手)
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