【安価】ようこそ実力主義の教室へ
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134: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/11(土) 22:26:52.58 ID:h1bofGth0
>>133
 0:午後の授業へ(プール)】

 午後一の授業は体育。プールだった。
 昼休み後半に移動を開始して、更衣室で学校指定の水着に着替える。
以下略 AAS



135: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/11(土) 22:27:29.41 ID:h1bofGth0
 この先生の指導方針が未知数である以上、単純に教え方が上手であることを期待しよう。
 わたしは周りに合わせて準備体操に移る。
 そして先生の指示のもと、全員が軽く泳ぐように指示が下る。泳げない生徒は足をついても良いらしい。
 レーンごとに分けられたプールの中、右の二レーンが泳げない人用、それから左側のレーンに行くに連れて得意な生徒が入水していく。
 わたしは左から三番目にした。なんとなく見ている限り、ゆったりと泳げそうだったからだ。そして経験者である宮野真依の一つ右側のレーンでもある。
以下略 AAS



136: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/11(土) 22:28:49.00 ID:h1bofGth0
 前の人が泳ぎ始めたのを確認し、わたしも入水する。
 水の冷たさはあまり感じない。さすが国立の高校。温水プールの準備にも怠りがなかった。
 それから軽く五十メートルを泳ぎきる。前の生徒に追いつかないよう、そして後ろを追う生徒にも追いつかれぬよう、自然なペースで。
 泳ぎきると、宮野さんが待っていた。

以下略 AAS



137: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/11(土) 22:29:20.73 ID:h1bofGth0
 五千ポイント。今の所持ポイントとしては、喉から手が出るほど欲しいというほどでもない。
 ただ、やるには本気でやるべきか?

「先に女子からだ。十一人だから、六人と五人に分けよう。そして一位だった生徒にボーナスだ」

以下略 AAS



138: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/11(土) 22:29:52.55 ID:h1bofGth0
 やはり秋山さんが群を抜いて速い。
 初速から他を大きく引き離す。
 それからわずか二十六秒後にゴールした。

「おー、速いな秋山。水泳部か?」
以下略 AAS



139:名無しNIPPER[sage]
2021/09/12(日) 00:54:13.85 ID:lKGroAFvo
2


140: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/12(日) 02:14:08.26 ID:/n5N8f0V0
>>139
 2.ギリギリを見極めて1位】

 わたしは一度深呼吸をする間に、決意する。
 一位を取る。ほぼ全力を出して。
以下略 AAS



141: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/12(日) 02:14:34.63 ID:/n5N8f0V0
 顔を水面から上げるとプールサイドから歓声が聞こえてくる。その直後、隣の宮野さんもゴールする。

「ふぅっ……はぁ。はぁ〜、速いねー、春宮さん」

「実はちょっとだけ運動得意なんだ」
以下略 AAS



142: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/12(日) 02:15:00.33 ID:/n5N8f0V0
 もともと水泳をやっていたのか、大会に出たことはあるのか、陸上競技などは得意なのか、様々なことを質問攻めされても、嫌な気分はしなかった。
 と、競争が終わった女子グループが一息ついて盛り上がる一方で男子グループの競争が始まる。
 男子グループは三グループに分けて予選を行い、上位五人で改めて決勝を行うようだった。
 わたしは女子グループの会話に耳を傾け、応対しながらも男子グループの泳ぎを観察する。
 優勝候補は四人。
以下略 AAS



143: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/12(日) 02:15:39.02 ID:/n5N8f0V0

◇◇◇

「一位は荒垣、二十四秒六九。二位は松本、二十五秒八三。三位は一色、二十六秒五三だ。春宮と荒垣は後でボーナスポイントを配布する」

以下略 AAS



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