104:名無しNIPPER[sage]
2021/09/09(木) 22:36:50.25 ID:WhoOBbsW0
あ
105: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/09(木) 23:40:40.48 ID:Sjq7SYBPO
【>>104
5:「春宮さん、食堂行かない?」】
午前中の授業が終わった。
そのすべての授業でタブレットを利用した授業の取り進め方、また先生個人の授業方針についての説明が大半を占めていて、実際の講義は明日からになりそうだった。
106: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/09(木) 23:41:15.68 ID:Sjq7SYBPO
◇◇◇
食堂はおよそ三百人程度が余裕を持って座ることのできる席が用意されていた。
お昼休みが始まって十分ほど。意外にも席は半分以上は空いているようだった。
107: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/09(木) 23:41:45.29 ID:Sjq7SYBPO
それからは頭を切り替え、自分が何を食べたいのかを探る。日替わりランチの中も数種類あり、なかなか決め手に欠ける。ここはいっそのこと前に並んだ人が注文したものと同じものを注文する手を考える。
スーパーデラックスウルトラ定食を直前で注文されたときは和食の日替わりランチBにしよう。
そう考えながら食券機に並ぶ。
食券機は全部で三台。ほんの数十秒で自分の前の番がやってくる。さて、わたしの本日の昼食は、っと。
108:名無しNIPPER[sage]
2021/09/09(木) 23:48:21.12 ID:9OLtblpD0
あ
109: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/10(金) 07:45:08.98 ID:DUud2CeQ0
【>>108
2:「春宮、少しいいか」】
午後の授業も授業方針に関する説明で終わった。
やや退屈だと感じながらも、タブレットを用いた授業には興味がある。明日以降の授業を楽しみにしながら迎えた帰りのホームルーム。
110: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/10(金) 07:45:34.73 ID:DUud2CeQ0
そんな彼が何か用があるらしく、わたしは頷く。
「うん、大丈夫だよ」
「悪いな。手短に済ます」
111: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/10(金) 07:46:45.95 ID:DUud2CeQ0
そんな中であの模試の最後に出た問題は、ちょうどわたしのクラスで学習が終わった直後だった。
『もともと知っていた』というのは抜きにしても、単純に習い終わっているかどうかは試験の明暗を大きく分ける。
そして彼の存在を改めて認識する。
112:名無しNIPPER[sage]
2021/09/10(金) 11:31:15.40 ID:xe2yVbsy0
2
113: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/10(金) 21:06:54.86 ID:i4SyU8OG0
【再開します。】
114: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/10(金) 21:07:21.15 ID:i4SyU8OG0
【>>112
2.早見有紗を誘ってケヤキモールへ】
思いがけない巡り合わせを果たしたわたしは、一之宮くんの後ろ姿を目で追った後、前方の席の子の様子を伺う。
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