イレイナ「サヤさん、お出かけしましょう」
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26:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 16:57:38.90 ID:2qCF4mrV0

しばらく歩くと、大広間に出ました。

高さが何十メートルもあるような、とても大きな広間です。

以下略 AAS



27:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 17:10:05.49 ID:2qCF4mrV0

2つ目の道も行き止まりでしたが、奥にはある工場のような広い空間があり、そこには大きな木が立ち、私たちを見下ろしていました。

その木は、1つ目の道で見た木の絵とよく似ていました。

以下略 AAS



28:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 17:58:37.24 ID:Xga10edY0

半分ほど道を潰したころでしょうか。

私は依然として見つからない出口に少々歯痒い思いを覚え始めており、それはサヤさんも同じようでした。

以下略 AAS



29:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 18:16:42.97 ID:Xga10edY0

歩きながら、私はお城に来てもうずいぶんと時間が経っていることに気がつきました。

少しずつ空腹にもなってきて、わたしは喫茶店でメロンソーダを飲んで以来まだ何も食べていなかったことが思い当たります。

以下略 AAS



30:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 18:35:30.56 ID:emvZhRbY0

が、しかし。

「……」

以下略 AAS



31:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 18:43:40.12 ID:emvZhRbY0

「あっ…」

私は声を失ってしまいました。

以下略 AAS



32:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 19:28:20.49 ID:emvZhRbY0

サヤさんは言いました。

「すみません。イレイナさん」

以下略 AAS



33:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 19:44:13.66 ID:emvZhRbY0

…どれくらいお城のなかに居たのでしょうか。

あたりは夕焼けが沈もうとしていて、かすかに鳥さんたちの鳴く声が響いていました。

以下略 AAS



34:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 19:56:32.65 ID:emvZhRbY0

あとから聞いた話ですが、あの遊園地に出てきたおばけは、私が考えていたようなおばけではなく、プラスチックなどでつくられて魔法で加工された模造品だとのことでした。

魔法でできていると本物のようで、ついおばけだと見間違えてしまいますね。

以下略 AAS



35:名無しNIPPER
2021/09/04(土) 20:15:47.32 ID:emvZhRbY0

すっかり暗くなった空のなかを、ほうきで駆け抜け

「見えてきましたね」

以下略 AAS



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