88: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:08:23.05 ID:lF0ws9bq0
凪「不思議だ。何故そのような場所に」
りあむ「まだりんご畑もないし家もあんまない。なんでだろ？」
亜里沙「惠ちゃん」
89: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:09:31.76 ID:lF0ws9bq0
５３
辻野家・リビング
りあむ「あれ、畑だったの？野菜？」
90: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:10:43.39 ID:lF0ws9bq0
芳乃「彼の方は、山籠もりで備えた技術、鍛えられた肉体、そして強力な法術で打ち破りましてー」
りあむ「やっぱり野生動物を捕まえてるじゃないか！」
芳乃「しかしながら、現実は想像を越えるのが常でしてー」
91: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:11:53.42 ID:lF0ws9bq0
５４
辻野家・リビング
あかり「はあぴい？」
92: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:13:05.27 ID:lF0ws9bq0
５５
辻野家・リビング
あかり「さっきも聞きました。来年じゃなくても実るまでがんばります」
93: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:14:28.84 ID:lF0ws9bq0
惠「亜里沙ちゃん、何かしら」
亜里沙「帰りましょう」
りあむ「えっ！もう帰っちゃうの！？」
94: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:15:16.67 ID:lF0ws9bq0
５６
辻野家・裏山の目の前のりんご畑
芳乃「……」
95: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:16:03.39 ID:lF0ws9bq0
芳乃「りんごを駄賃として聞いて欲しくー」
奏「欲しいのならもう少し持ってくるけれど。日下部さんのお手製おにぎりでも」
あかり「そんなに長い話じゃありません」
96: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:16:48.05 ID:lF0ws9bq0
あかり「ふー……あの、どの辺りにいますか」
由愛「あの山、左右だと真ん中です。そうですね、目線の高さくらいです」
りあむ「地下じゃないのか？なんでだ？」
97: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:17:58.37 ID:lF0ws9bq0
あかり「あなたのせいでここにいれなくなりました。私には何もできませんでした。でも、だから、辻野あかりを見つけてくれた、私の代わりに悩んでくれる、私の大切な人達に会えました」
りあむ「あかりんごが来てくれただけだよ。全部あかりんごのおかげ。きっとそう、ぼくのおかげじゃない」
奏「もう歴史は残らない。あなたの話はここでは伝わらない」
117Res/165.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20
