辻野あかり「7人が行く・EX3・出郷りんご」
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89: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:09:31.76 ID:lF0ws9bq0
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辻野家・リビング

りあむ「あれ、畑だったの?野菜?」

惠「ええ。何を育てていたかはわからないけれど」

凪「しかし、裏山が出来た地図では何もない。はて?」

あかり「もしかして……同じことがあった、から」

亜里沙「はい」

千夜「同じ相手ですか」

亜里沙「その通りです。当然現れた怪物が地の恵を奪っていきました」

りあむ「ん?怪物?そんなこと書いてあるの見てないよ!」

奏「それを見たのは退魔師さんよ」

あきら「ということは、神社から」

りあむ「あの開けたらいけなさそうな箱か!縁って書いてあいたやつ!」

惠「悪い気配はなかったから平気よ」

凪「怪物の資料は神社。土地は神社のものに。裏山を見るような位置の神社。凪はわかりました」

千夜「ええ、関係はありそうです」

あかり「言ってました、東洋の魔術って」

亜里沙「とっても重要な人が1人」

凪「東洋の魔術を操る」

惠「かつてあった神社を建てた人物」

奏「土地も預かったみたいね」

芳乃「封印した人物でしてー」

亜里沙「怪物を」

りあむ「めちゃくちゃ重要な人物が出て来た!割と都合の良い人物だぞ!」

惠「残念だけど、都合よく通りがかった人物ではないみたい」

亜里沙「必死に探した人が私を使命へと導いてくれた、そうよ」

芳乃「神宿る山で厳しい修行を行っていた人物のようでしてー」

りあむ「神宿る山?白神山地とか?」

惠「ええ。真偽は不明だけれど、山の神々とも拳を交わしたらしいわ」

凪「もののけ。鹿の姿をしていそうだ」

りあむ「交わすのは拳かよ。割と武闘派なの、その人?いや、武闘派か。怪物と戦ってんだもんな」

亜里沙「身長は6尺、体重は22貫を越していた立派な人物だそうですよ」

りあむ「ろくしゃく?にじゅうにかん?どれくらいなの?」

芳乃「身長は185せんちめーとる、体重は85きろぐらむ、といったところでしょうー」

りあむ「その時代にBMI25越え!アスリートかよ!修行僧とは思えないぞ!その時代なら幕内力士でもいける!間違いなく山の神々をタンパク源にしてるだろ!」

凪「ネットで調べると、スペインの有名なテニス選手が出てきました。これです」

あかり「凄いマッチョです。動く金剛力士像んご」

亜里沙「ふふっ、ほとんど同じことが書いてありましたよ」

惠「決着は早かった、そうよ」



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