87: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:47:52.92 ID:ZnT9OyOd0
かな子「私もそんな風に一途に想われてみたいなあ……」
亜子「や、え、そ、そんなエエもんやないですよ? なんやあのPちゃんのペースにいつの間にかこう巻き込まれてたいうんか……」
女性P「Pちゃん、と呼ぶのだな」
88: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:48:33.60 ID:ZnT9OyOd0
女性P「かかる不思議のあることよ」
亜子「なんですか?」
女性P「私は……いや、私たちはあの子に後を継がせたかった。出来れば現場を経験し、私たちと同じ道を歩んで欲しかった。しかし、彼はそれを嫌がり私たちを疎んじていた。それがわかった時、私たちは決心した」
89: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:49:08.68 ID:ZnT9OyOd0
かな子「うわ、おっきいですね」
さくら「骨がついてて……これ、足かなぁ」
泉「生ハムの原木……じゃないですよね」
90: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:49:48.25 ID:ZnT9OyOd0
亜子「……はい。実はアタシ、Pちゃんから聞いてました。ハンギキョートっていう料理がある、て」
女性P「あの子が……」
亜子「アタシが聞いた事もないような料理て言うて、Pちゃんが最初に口にしたのがそれやったんです。お母さんは、自分はPちゃんに疎まれていたて言いますけど、それやったらスッとそんな名前出えへん思うんです」
91: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:50:25.09 ID:ZnT9OyOd0
亜子「Pちゃんの好物、お母さんは知ってはります?」
女性P「? コロッケだろう?」
即答やった。良かった。
92: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:51:02.98 ID:ZnT9OyOd0
かな子「プロデューサーさん、なんだかごめんなさい」
女性P「ん?」
かな子「私たちのせいで、ご家庭……息子さんとうまくいってなかったんですね」
93: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:51:34.03 ID:ZnT9OyOd0
かな子「最後に出てきたポンヌコークルっていうデザート、美味しかったよね!」
泉「アイスランド風パンケーキという説明でしたけど、パンケーキというよりはクレープみたいでしたね」
94: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:52:10.29 ID:ZnT9OyOd0
P「デビューイベントが決まった……んだけど」
Pちゃんのお母さんにアイスランド料理の店に連れてってもらってから一週間後、Pちゃんはそう切り出した。
意外にも口ぶりが重い。いや、気も重そうや。
95: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:52:53.46 ID:ZnT9OyOd0
亜子「ほな、なにか? アタシらもアメリカに行く……いうことかいな!?」
P「……そうなるね。彼女のプロデューサーが、大々的にというなら海外でデビューイベントはどうだ? って言ってきて」
頭の中で、Pちゃんのお母さんがウインクしている姿が浮かぶ。
96: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:53:37.05 ID:ZnT9OyOd0
〜1ヶ月後 カリフォルニア州ロサンゼルス〜
亜子「やってきたで! アメリカはロサンゼルス!! 通称、ロスへ」
133Res/93.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20