【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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129: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:41:52.06 ID:kMGUxpud0
――― roof-top


カランカラン

以下略 AAS



130: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:42:26.91 ID:kMGUxpud0
真嗣「母ちゃん、今日はバイトさん足りよるんと違かったんか?」

まこ「ちぃと別件でな。顔見知りがええんじゃと」

真嗣「はぁ......それでこの面子ってことですか、先生」
以下略 AAS



131: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:43:28.02 ID:kMGUxpud0
正直言って、明がこの調子では全国なんて到底戦えない。
今の麻雀部は私が部長だったあの頃と違う。人数もそこそこ増えた上に二年生や三年生の練度は高く、トップ層ともなればかなりの実力者揃いである。
それにも拘わらず一年生の明が大将を任されているのは、彼女が『強い』ということを全員が認めているからだ。
彼女のオカルトへ依存しているのは彼女自身だけではない。部員のみんなも同じだった。
不安がチーム内に伝播させないためにも、何としてでもこの問題は今日中に解決しなければ。
以下略 AAS



132: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:45:37.42 ID:kMGUxpud0
まこ「ルールはどうする?」

久「今年の大会規定通りにお願い」

久「アリアリの一発赤裏あり。私たちの時と何も変わらないから安心して」
以下略 AAS



133: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:46:18.97 ID:kMGUxpud0
でも上手いだけじゃ麻雀は勝てない―――強い者は上手い者ではなく勝った者だ。
経験に裏打ちされた技術や技巧をも超越し、力によって卓上を支配する。それがオカルト。

明は俯き、落ち着かなさそうに何度も指を組み直していた。

以下略 AAS



134: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:48:32.43 ID:kMGUxpud0
【東三局】


まこ「聴牌」

以下略 AAS



135: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:49:12.64 ID:kMGUxpud0
【南四局 一本場】


まこ「どれどれ......」ニヤリ

以下略 AAS



136: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:49:52.17 ID:kMGUxpud0
真嗣「ホンロートイトイか。派手だなぁ」

真嗣「チャンタ系って意味では宮永らしいのかもしれないけど」

明「それって褒めてるの?」
以下略 AAS



137: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:51:04.63 ID:kMGUxpud0
久「オーラスの跳満、よくあそこまで役作りしたわね」

明「実はあの和了は手なりだったんです」

久「えっ?でもオカルトは......」
以下略 AAS



138: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:52:39.40 ID:kMGUxpud0
【数時間後】


――― 車中

以下略 AAS



139: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/02/10(水) 04:54:18.94 ID:kMGUxpud0
久「もっとも、どちらか一方なら別に心配はなくてね」

久「問題はたった一人の人間が素質タイプと遺伝タイプ、二つのオカルトを持ち合わせてしまった場合よ」

久「それが両方とも発現した時に本人がどうなるかは分からない」
以下略 AAS



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