【アークナイツ】ドクター「執務室に戻ってきたらでかいダンボールが置いてあった」
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51: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:47:07.29 ID:fD0NBiA10

—ロドス号甲板より上空20m—


ドクター「あ、アンジェリーナ、真上で流れ星!」
以下略 AAS



52: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:47:42.01 ID:fD0NBiA10

アンジェリーナ「あたし?あたし、あたしは…うーん、そうだなー」

ドクター「思いつかない?」

以下略 AAS



53: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:48:10.61 ID:fD0NBiA10

ドクター(頼ったら、巻き込んでしまう。今までと同じではいられない。自分も、周りも。感染者に対する態度は、厳しい。友が、家族が、どんな態度になるか、味方でいてくれてもどんな目に遭うか、分かったものじゃない)

ドクター(思い出を綺麗なままに、みんなの生活を守るために、彼女は諦めた。聡明で優しいが、悲しい選択だ。頼れる人が、周囲の鉱石病への理解や知識が、彼女を守ってくれる環境が無かったことを示している。それに気付くことができる彼女の聡さも)

以下略 AAS



54: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:48:40.88 ID:fD0NBiA10

ドクター「あぁ、綺麗だな。世界中でこの光景が見られてるんだと思うと、また感慨深い」

アンジェリーナ「…そうだね。お母さん達も、見てるのかな」

以下略 AAS



55: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:49:16.43 ID:fD0NBiA10

ドクター「そうだな。治療も少しずつ進歩しているがこれからだ。正しい知識の啓蒙活動もまだまだだ」

アンジェリーナ「…」

以下略 AAS



56: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:49:51.41 ID:fD0NBiA10

アンジェリーナ「きっと、大変だよ?苦汁を味わうだけじゃすまないことも、あるかもしれない。全てを出し尽くしても、届かないことも」

ドクター「あぁ、そうかもしれない。だから、みんなの力も借りる。俺だけじゃ出来ないこともたくさんあるし」

以下略 AAS



57: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:50:32.02 ID:fD0NBiA10

ドクター「飢えてるからな、愛に。満たされてるのは仕事のキャパシティぐらいなもんさ」

アンジェリーナ「あはは…。それはちょっとかわいそうかも。じゃあ流れ星へのお願いは決まったね」

以下略 AAS



58: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:51:01.32 ID:fD0NBiA10

ドクター「よし、お願い事も終わったし、そろそろおいしいご飯でお腹を満たしに行こうか!もう限界だっ!」

アンジェリーナ「了解っ!あたしもお腹ぺこぺこ!下に降りるよっ」ギュッ

以下略 AAS



59: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:51:50.24 ID:fD0NBiA10

—後日、ドクターの執務室前廊下—


アンジェリーナ「ドアの修繕、間に合って良かったね!」トコトコ
以下略 AAS



60: ◆sXOFQadeF.[saga]
2021/01/11(月) 15:52:22.44 ID:fD0NBiA10

アンジェリーナ「さ、執務室に到着だね。残務を片付け…って、このおっきいクッション、どうしたの?」

ドクター「あぁ、アンジェリーナにはまだ話してなかったか。打ち合わせは会議室だったし。クロワッサンがこの間のお詫びに、って持ってきてくれたんだ。『フェリーンもダメにするクッション』」

以下略 AAS



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